富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

中共カルト、抗命

農暦八月初七。昨晩珍しく深更まで読書で朝寝貪り七時半起床。暑くなる前に小一時間走る。九龍側が凄い驟雨が見てとれる。ジムで泛民主派の立法会C議員に遭遇。今日は忙しくなる?と尋ねると微笑んで首を横に振る。「終日お休みで?」と再度尋ねると苦笑で…

The Eames® Lounge Chair & Ottoman

農暦八月初六。晴。朝から居間片付け。猫の額ほどのバルコニーも掃除。香港で午前中の配達といふのは午後1時までだが(午後1時から2時が昼休み多し)午前中の配達といふのも決まつて午後1時直前に現れるわけで今日のThe Eames Lounge Chair & Ottomanの…

農暦八月初五。昨晩の痛飲で二日酔ひはないが体力消耗甚し。今日くらゐはせめて休肝か、と思つたが早晩になるとふつふつと飲みたくなりプレミアムモルツごく/\飲む。すると体力消耗感も何処へか失せ晩飯は菜の花と鶏肉の白咖喱飯だつたがバーボンソーダが…

農暦八月初四。昨日は朝四時過ぎに起きてゐたし晩も宴会だつたので酔つた勢ひで晩十時半くらゐには床に就いたが朝二時すぎにびっしょりと寝汗かき目ざめてしまつて溜まつた針仕事のことなど気になり眠れず。ブランデーなど飲むと目が覚めてしまふと困るので…

農暦八月初三。 ▼毎日新聞の社説「香港長官選挙 自治を形骸化させるな」(こちら)。 中国国内の民主化も進まず、習近平政権は穏健な社会活動家に対しても取り締まりを強めている。このままでは訒小平氏が約束した「1国2制度」も形骸化するのではと香港住…

大洗の魚来庵

農暦八月初二。快晴。二日続けて帰宅前にいゝ気分。晩に高野山の角濱の胡麻豆腐いたゞく。片山杜秀『近代日本の右翼思想』(講談社選書メチエ)読了。日本近代の右翼思想を片山先生は「現在と切れて過去にたどり着きたいと願いながらも、過去の代表者であり…

What China wants

農暦八月初一。快晴。ぎら/\と太陽照りつける。外は暑いが室内、車内の強烈な冷房に体力消耗甚し。片山杜秀『近代日本の右翼思想』少し読む。 ▼大陸客が香港で、路上で子どもに小便どころか脱糞までさせたり地下鉄のなかでの飲食など不躾、横柄、道徳心の…

農暦七月晦日。晴れの日が続く。午前中ゆっくりと小一時間走る。晝にひやむぎ。午睡。午後遅くZ嬢と土瓜湾へ。参観しようと思つた展示「捍衛宋朝遺址行動組」による「土家故事館」は地下鉄の沙田〜中環線の工事で宋代の遺跡発掘されたことに触発されたもの…

安半

農暦七月廿八日。處暑。快晴。朝からZ嬢と年に一度の海洋公園。増強し続ける施設。数万人の人出のなか乗り物とか興味ないので(怖いので)パンダ館2つ参観してトンネル列車で山頂へ、凍るやうに寒いペンギン館、明日で閉館となるサメのゐる水族館(新館が…

香港そごうの8階

農暦七月廿七日。朝、バスの車窓からぼんやり外眺めてゐると通りかゝりのトラムの広告、衣料品でSuperdryを「極度乾燥」はいゝが、そこに(しなさい)と命令を、平仮名で、しかも( )つきときたもんだ。全く意味不明なのが目に新しい。広告のネタが続くが夕…

銀座百点

農暦七月廿六日。先日、銀座八丁目の渡邉に来年の巴水カレンダー購入で貰つてきた「銀座百点」の6〜8月号読む。本当によく出来た、日本で最初で最高のタウン誌。子どもの頃に祖母や母が銀座で買物のとき、これを貰ふと帰りの電車のなかとかで読んでゐて、…

誰にでもチャンスあふれる日本

農暦七月廿五日。税務局相手の所得税過払い還付申請の件。The Ombudsman Hong Kong(香港申訴專員公署)に税務局の不躾を投訴の経緯は七月卅日の日剩(こちら)にある通りだが税務署から返答あつた場合は申訴專員に連絡を、とのことだつたので税務局の返事を…

燕京芸人大麻醜聞

農暦七月廿四日。大雨が降ったり止んだり(黒雲の画像はIFCのM氏より借用)。姫路に帰省してゐたKさんから播州龍野は吾妻堂の練り羊羹いたゞく。お盆の時期は贈答でとくに入手が難しい由。美味。 ▼ここ数日噂にはなつてゐたが香港で厭はれ上京し御用芸人と…

室町「玉ゐ」で穴子の箱めし

農暦七月廿三日。久しぶりの快晴。猛暑。Z嬢と麻布十番から大門経由で西銀座。銀座二丁目といつても木挽町、歌舞伎座の裏の方にある中村活字(印刷店)訪れる。活字の活版印刷の名刺追加注文の受け取り。ご亭主とはメールでやり取りしていたが台北の日星鑄…

初の帝劇で西貢小姐

農暦七月廿二日。母と朝の特急ひたちで上野へ。新型になつた車両は一度、G車には乗つたが普通車は初めて。座席ピッチは余裕で各座席に電源あるのが便利。水戸からノンストップのスーパーひたちだと最速で1時間余で上野に着くが朝のフレッシュひたちは停車…

農暦七月廿一日。水戸の駅で水郡線(水戸〜郡山)に「快速」と珍しい表記あり何かと思へばディーゼルの客車改装で窓ガラスを外し車内を木調にした所謂「トロッッコ列車」が快速「風っ子」として水戸から常陸大子まで昨日と今日の特別運転。窓がないのだから…

善の遍歴

農暦七月二十日。実家で母が使つてゐるiPadが気がついたらカメラ内蔵もない初期の機種のまゝ。iPadで紙面ビューワーで新聞が読める、字も自在に大きくできる、といふと母も関心あるが自宅で購読してゐる朝日が読めるやうに出来ないのもiOSのバージョンが5.x…

新鶴本店の塩羊羹

農暦七月十九日。夜明けに風呂に行くが昨晩遅くから誰も来た気配もなし。朝風呂に一番乗りとはつく/\老いを感じる。朝には一寸勿体ない量の朝餉。ご飯が美味い。もう一度風呂に入り十時前に退房。宿を出るまで至れり尽くせりの職員の心遣ひ。高畠ワインに…

上山温泉名月荘

農暦七月十八日。台風の雨も上がり快晴。ホテルの近くに朝飯屋見当たらず駅東口まで歩き懐かしい「めしの半田屋」。昔はこの飯屋がアタシの生命線。米飯ととん汁で180円くらゐだつたはず。随分とキレイになり麺類まで拡充。一旦ホテルに戻り出直して仙台駅を…

仙台

農暦七月十七日。深更まで飲んでゐたのに(雪の松島←辛口で実に旨い、一ノ蔵超辛口と酔仙)今朝も夜明け前に目覚めてしまひ水平線をぎら/\と昇る太陽、御来光仰ぎ少し宿酔ひに酒抜きで朝風呂。朝食後も風呂に入り十時にホテル発の送迎バスで一路、仙台へ。…

釜石から志津川へ

農暦七月十六日。台風は日本海へ。大槌は涼しく風が山から海に向かひ吉里吉里の海岸に面した客室は昨晩もまど開けたまゝで心地良し。遠くから波の音。穏やかな海だが、あの津波も此処から。熟睡。夜明け。朝`六時に公民館のスピーカーから「われは海の子」…

釜石、大槌

農暦七月十五日。孟蘭盆会。台風11号が四国に上陸。西日本では天気荒れるが東京は朝、少し雨が降つただけ。麻布旅寓からタクシーで東京駅。お盆の帰省ラッシュで混雑。新幹線網の東京集中が凄い。08:48発のやまびこ48号で一路、花巻。仙台あたりだけ雨。新…

成田詣で

農暦七月十四日。鳥居坂旅寓で朝食のあと麻布十番から大江戸線で大門。京急乗り入れが嬉しい都営浅草線で京成乗り入れの佐倉往きに乗り換へ。京成高砂。京成線の大きな分岐点で鉄ちゃんにはたまらない駅の一つ。特急の成田空港往きに乗る。スカイライナーに…

酒五升

農暦七月十三日。Z嬢と朝七時すぎに香港空港。CX548便で東京(羽田)へ。初めてプレミアムエコノミー席。斜め掛けのCに比べれば前向いて坐れ小柄な私らには席の幅も充分。機内食はだうせロクに食べないのでYの機内食で充分。今回はこのクラスの最前列、足…

甘牌燒鵝

農暦七月十二日。立秋。本日は十年ぶりで養和病院の歯科へ。数日前に長崎の甘古呂餅を一口いたゞいたら奥歯の銀のカバー外れてしまひ、こゝ十年お世話になつてゐる陋宅近隣のT歯科医に電話すると今月下旬だと言はれ養和に電話すると今日の昼前で良いといふ…

慰安婦報道と原子力の平和利用

農暦七月十一日。読売が朝刊一面で「朝日慰安婦報道で「誤り」一部記事取消し」と報ず。社説も「吉田証言ようやく取消し」で政治面では「政府与党で朝日の責任問う声、軽卒、自己弁護」で更に一頁割き「朝日慰安婦報道要旨と問題点」の特別面で最後は「本紙…

従軍慰安婦

農暦七月初十。某銀行からの“the FATCA implementation of the US Government”の関係で、銀行口座もつ法人格の代表者が米国籍かどうか、の書類提出について通知あり。なぜ香港の金融機関が香港の銀行口座で米国政府の介入受けるのか、呆れて言葉もなし。寧ろ…

甘飯館

農暦七月初九。晩に天后。K氏夫妻と令嬢、S夫妻、Z嬢と甘飯館に飰す。甘飯・館に非ず、甘氏営む飯館。一昨年の秋に甘健成逝去から𨉷記に一度も足を踏み入れてをらず。𨉷記の経営権は健成氏の弟が掌握、甘健成の長男・甘崇軒が数ヶ月前に開いたのが、この甘…

書湘門弟

農暦七月初八。晴。朝、海岸沿ひを小一時間走る。昼前から官邸。書類整理。暑いこの季節、ふと森田童子が聞きたくなるから。夕方、官邸に来客あり(本石町K女史、A氏)。三人でタクシーに乗り西環へ往く。S嬢、Z嬢と待合せ書湘門弟に飰す。確か九龍城の…

The Stoep

農暦七月初七。七夕。朝九時すぎに香港站東涌線ホームで昨晩ご一緒のK夫妻と待合せ。Z嬢と四人で大嶼山へ。東涌の波止場からポンポン船で大澳へ。週末は稼ぎ時か船は二艇で同時運行。大澳の市街散策。暑。大澳街市裏の猫ポイントにいつもより多い猫たち。…