2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
農暦三月廿四日。晴。朝イチのNHK-FMでWeekend Sunshineはプリンス追悼。先週はこれか、と思つたが基本的にリスナーからのリクエストに応じる番組で本日。ピーター=バラカンはプリンス、あまり好きでなかつた?と思つたら、リスナーからもそれを指摘され「…
農暦三月廿三日。「強気「黒田流」に試練」と日経。「黒田日銀は試練の時を迎えている」って今更なにが試練か、最初からの張り子の虎のイカサマの終焉よ。散髪して帰宅。カレーライス頬張り早寝。 ▼緊急事態条項について木村草太との対談で自民党の「立憲知…
農暦三月廿二日。晴。晩に尖沙咀。久々に京笹。小さな宴会あり末席汚す。二次会で数名でバーB。ベルモットでリンスしたグラスにジンでエクストラドライマティーニのあと氷なしでハイボール注文したら供された炭酸水は壽屋のThe Premium Soda from Yamazaki…
農暦三月廿一日。久々に天気晴れる。日も延びて午後六時もまだ青空。家人と北角の波止場で待合せ海を見ながら麦酒でも、と思つたがハーバー沿ひのベンチは好天に誰も考へることは一緒で寛ぐ者多し。漫ろ歩き小辣椒に飰す。壁にある麦酒のポスターは小瓶で1…
農暦三月二十日。梅葆玖逝去。享年八十二。十年前に一度だけ香港でこの名優の舞台を見たのは葆玖が趙艶容を演じる「宇宙鋒」。その前日の「貴妃酔酒」をなぜ見逃したのか。故人は音響が趣味と聞いてゐたが文革中は音響機器公司で働かされてゐた由。早晩にFCC…
農暦三月十九日。相変わらず雨模様。早晩に内装O氏、熊本T氏と鵝頸橋の老舗のパブDerbyに飲む。フィッシュ&チップスは簡単な料理だが油の質と塩加減でダメな食肆は本当にダメだが此処は美味。揚げた馬鈴薯も上出来。注文した猪頸肉注文したが供されず埋單…
農暦三月十八日。天気予報は雷暴豪雨といふが薄日さす。このまゝ天候もつか、と思へば通り雨。快晴。尖沙咀ハイアットで長野T氏と待合せ昼前に沙田競馬場。深圳からラジオI氏来て三人でまったりとワイン飲みながら昼食。Pedro Martinez Alesanco Reserva R…
農暦三月十七日。東京からの深夜便で早朝に香港到着のラジオI氏が朝イチで中環の蓮香樓に早茶に赴けば、昨朝の某ラジオの生放送で番組内容急遽変更してプリンス特集したI氏だったが、早茶で目の前のオヤジの読む新聞に一面大の記事でプリンス訃報に「妖足3…
農暦三月十六日。朝イチでプリンス逝去の報。日本にゐた四半世紀以上前、ジャズやクラシックではなくポップス系ロックのコンサートにアタシが出かけたのはスティングとプリンスだけ。仙台から阿Qの皆さんとD君のホンダのシティで横浜スタジアムまで行つた…
農暦三月十五日。久々の快晴。昨晩は痛飲といふわけではなかつたが7時間半のロングランで宿酔もないが、さすがに体力消耗甚だし。それでも今日は早晩にはジョギングして晩に飲むから我ながら大したもの。そのかはり晩九時には睡魔に襲はれNHKでコント番組LI…
農暦三月十四日。早晩に鵝頸橋の老舗のパブDerbyでO氏とハッピーアワー。明るいうちから酒好きの乗客がちらほら。窓際で今晩のハッピーヴァレイでの競馬にむけSCMPのレーシングポストで競馬予想の老紳士が素敵。湾仔のバーMの口開けでBlack Grouseのハイボ…
農暦三月十三日。穀雨。気温は摂氏20度と4月下旬だと思ふと寒い日が続く。アタシが香港でiPhoneで日本のNHKやRadikoで民放のラジオ聞いてゐる、と知つた「若い人に」←強調「どうやって聞けるんですか」と驚かれてプチ自慢。安定したVPNが必要なのは当然だが…
農暦三月十二日。朝、出かけようとすると大雨。ちょうど最も雨のひどい時に出かけてしまひ暫くして歇む。実家から届いた荷物の中にあつた岩波の『図書』4月号。ぱら/\とページ捲ると頁を折ってある記事あり。佐伯泰英がテロ後の巴里訪れる話。いくらテロ…
農暦三月十一日。終日、官邸で残務処理。晩に自宅で淡い味のポトフだつたのに何を勘違ひしたか、でChapel HillのThe Vicar McLaren Vale Shiraz 2012年なんて抜栓してしまひ、その濃厚さでグロッキー気味……だが夕食のあひだ聞いてゐたInterFM897のバラカンビ…
農暦三月初十。やつと傘なしの一日。熊本の地震で他のニュース飛ぶ。田母神はその筆頭。そして晋三が昨日の閣議で「日本の核兵器保有・使用が必要最小限であれば憲法上禁止されない」といふ政府見解につき変更なしを確認。村山内閣では核兵器使用について「…
農暦三月初九。やつと雨も霧雨になり午後には歇む。日本から書籍が届く。まず最初にすることは書籍に挿んである短冊、書店で「スリップ」と呼ばれてゐるやつを抜き取ること。日本では本を買ふときに本屋がぬきとるが今はネット注文の場合、嬉しいことに短冊…
農暦三月初八。やつと雨が歇む。早晩に帰宅したのでジムに行こうか、と思つたが会員証をば官邸に忘れたのを言ひ訳に自宅ハッピーアワーでドライマティーニ。晩にRTHKのRadio-4でMichael Schønwandt指揮のOrch. de la Suisee RomandeでLouis Schwizgebel(198…
農暦三月初七。早朝、九龍のほうが真っ黒な雨雲に覆はれてゐる。黄色の豪雨警報発令。九龍も大雨となり八時前には香港島も30mm超へる大雨。それでも黄色警報のまゝ。新界の北部から九龍の一部、香港島も南部は50mm超へ赤色警報発令されてもおかしくないが天…
農暦三月初六。雨。なんだかこの春、やたらローテンションで何をするにも「よし!」といふ気合ひ入らず毎日でれでれと無為な日々が続く。齢ひの所為もあらうが何かしようと思つても簡単なことでも取り掛かるのにやたら時間がかゝる。こんな時は気分転換に買…
農暦三月初五。小雨。早晩に尖沙咀。CSL商店で二十年来の知己L君の対応受け家人使用にiPhone SE入手。iPhone5sもアタシの二手でさすがに毛病がいくつか生じ携帯契約の更新に合はせての交換だが見た目はiPhone5sと全く一緒。山林道の漢城韓國餐廳。在港8年…
農暦三月初四。さすがの日経さんも「もたつく景気 内憂外患 消費息切れ 中国調整なお」と1面トップでアベノミクス庇いきれぬ記事あり(こちら)。それにしても冒頭のリードから「足踏みを続けてきた景気のもたつきが目立ってきた」って何だ、足踏みってのは…
農暦三月初三。曇。SCMPに16頁だてで“Japan Country Report”特集あり。アベノミクス崩壊の最中どうせ電通あたりの絡みで海外紙に折り込み広告。1面は晋三の経済政策と日本への香港からの留学生増といふ記事で2頁以降は全て!がお仕着せの企業広告で社長登…
農暦三月初二。晴。久々に沙田の香港文化博物館。戦後香港のインダストリアルデザインの第一人者たる劉小康の作品展「劉小康決定設計」“Freeman Lau & Design: Inter-dependent Decisions”参観(こちら、5月末まで)。あ、あれもこれも劉小康の作品だつたの…
農暦三月初一。曇。フィリピンのレイテ島と台湾の旅行から戻ってといふもの、何だか「日常の幸せ」といふもの感じる今日この頃。晩にイームズのラウンジチェアに座りオットマンに足を乗せ、手元に酒と好きな小道具が揃ひ……である。 ▼茨城県で東海村の原発廃…
農暦二月廿九日。曇。気温摂氏27度で湿度97%と香港らしい春。東京より来客あり空港に迎へに行くつもりが到着が予定より早まるやうで慌てたが空港に向かふ車で確認したら空港の着陸混雑、かなり強引な旋回で時間調整中で結果、到着遅れる。客人を宿に送り晩…
農暦二月廿八日。高温多湿。フィリピンに遊び戻れば耶蘇祝日で、そのあと台北に遊び清明節……とのんびりした日々続いたあとの社会復帰。 新井一二三さんより近著『獨立、從一個人旅行開始』送られる。私のことが冒頭の話にあるから、と仰られ何かと思へば、さ…
農暦二月廿七日。清明節。「今年の清明節はいつ?」と香港でも時々さういふ話になるが清明節は二十四節気の一つで太陽黄経が15度の時で香港では毎年普遍で陽暦四月四日。陰暦で毎年、陽暦でそれが変はる日に非ず。旅荷片付け、ついで寒がりの私もさすがに冬…
農暦二月廿六日。朝はスモッグの向かうに太陽が昇つたが曇。午前中はホテルでのんびり。昼に退房。路線バス乗り継ぎ台北101南の四四南村(信義公民會館)。元々は台北郊外で外省人村だつた眷村、台北市街が東に拡大し眷村の北側に市役所、世界貿易中心や台北…
農暦二月廿五日。晴。家人は九份の更に奥にある金瓜石探訪にお出かけ。私は午前中は吉林街から中山北路を抜け捷運の雙蓮の方へ。上揚唱片。台北では老舗のレコード屋でクラシック、ジャズの充実は大したものだがCDの売れぬ時代につらいところ。田園都市風格…
農暦二月廿四日。曇。普段、ニュースで「えっ」と驚くこともほとんどないが今朝は「ザハ・ハディド急死」には驚いた。「東京にとっては」あまりのタイミング。最後の世界的ニュースが2020年の東京五輪の競技場でのあの騒動とは(ザハ本人には何の瑕疵もない…