香港の湾区一体化で香港人の広東生活が地産も楽なら老後も憂ひなしと大公報。実際には香港の厳しい住宅事情で90年代から香港市民が広東省に少しでも広い別邸構へるやうになり周末は広東といふ市民も多かつたのが事実。「報道規制がある」「ネットがつながら…

中共の五中全会閉幕。习近平はあと15年で現代化を実現と曰ふ。現代化とは「1人当たりGDPを中堅先進国水準に」：朝日新聞 なのださうな。中共は５年に１回党大会開催で2017年の第十九回党大会のあと党中委が開く５度目の会議。次の党大会では习近平「党主席」…

中共五中全会本日閉幕。党主席職復活で习近平就任はさすがに次の党大会まで？持ち越し。大公報は騰尋（QQ）とアリババの株価最高値報じる。蘋果日報は香港から台湾への密航者12名につき中共司法部が弁護士接見認めず、と。 Sudokuするときは習慣として１から…

蘋果日報ほかSCMPも明報も１面トップは香港の民主運動活動家による米国総領事館への庇護求めた駆け込みで直前に国安警察が身柄拘束といふ出来事。 米亡命の動き香港で相次ぎ民主活動家ら逮捕：朝日新聞 党紙（大公報）は市民の内地からの返港について来月か…

次から次へと香港経済の成長維持に何か優遇を供してみせる中共。今度は深圳の福田にある科技園（テクノセンター）で香港企業によるビジネスに優遇措置ださう。蘋果日報が伝へるのは先日、工業ビル内に違法で「割房」して間借り住宅提供してゐた富臨集団のCEO…

坊主憎けりゃ袈裟まで……ぢゃないが大公報の攻撃先は何うすればこゝまで……と唖然とする程。今日のトップ記事は香港郊外の自然保護区でハイキングやトレイルで踏み荒らされた山経について。これは事実。2003年のSARSは香港市民を郊外ハイクに向かはせ山道が踏…

昨日は習帝の強権を誇示してみせたかと思へば今日はソフト路線で、それでも国家による防疫で幸せな世界を子どもたちに、と。いずれにせよ中共あつての安寧。 世界各地で香港から台湾密航に失敗し中共に拘束されてゐる12人の青年支援の声と蘋果日報。明報が伝…

習近平は何をそんなに力んでゐるのかしら（大公報）。朝鮮戦争での中共による北朝鮮支援での「勝利」祝し神聖なる領土は不可分。中国人民の偉大さを世界に知らしめるとき……って。もうこゝまでやつてゐないと保たないのだらう。かなり限界にきてゐる。ゆゑに…

着実に進む湾区での内地と香港の一体化。今日の大公報は香港・マカオの弁護士が両地の資格で「内地での執業可に」と伝へる。これは裏返せば港澳での内地弁護士執業となるわけで本来、法体系からして違ふのだから容易ではないはずなのだが無理やりでも法制の…

大公報と蘋果日報が同じ視点から伝へる契丹太平洋航空のリストラでドラゴン航空の運航停止。 香港・キャセイ航空コロナで5,900人削減 傘下「ドラゴン航空」は運航停止：朝日新聞 キャセイドラゴンをご利用のお客様へ重要なお知らせ：キャセイドラゴン航空 キ…

（大公報）昨年からの反送中での抗議派大量逮捕で香港の場合、釈放容易なので拘置所が満杯といふことはないが刑事裁判の処理が追ひつかず。それに対して引退した裁判官が反送中につき臨時で特別法廷設けては？と。大公報だから反・反送中の立場での提言でこ…

朝鮮戦争から70年。中共はそれを今日日の抗米意識高揚に用ゐるばかり。 香港警察は蘋果日報社主・ジミー黎智英の反政府民主化運動について某大国支援ある「事実」解明のため蘋果日報編集部の文書まで捜査。 ▼本日九月初四。昨晩から南空の三日月がきれい。気…

（大公報）一国両制で薬事法も港澳と内地は別であつたのが香澳の認定薬はそのまゝ湾区で医薬として流通可。検疫で内地の専門チームが香港で作業に当たつたやうに着々と「跨境」が始まり徐々に湾区の一体化が進むのであらう。明らかに医療といふ反対も少ない…

（大公報）香港で就職難と若者の失業の深刻さ。５万人が「外賣仔」。茶餐庁のデリバリーで糊口を凌ぐといふ。（蘋果日報）雨傘からの民主化運動家の「王叔母さん」は深圳にも住居あり深圳で公安に身柄拘束され２年間の過酷な取り調べ。 朝風呂。半身浴もさす…

香港にとつては新界の辺境は開発の価値もないから放置され、それが華南のマングローブの生態系として貴重な自然であり米埔の野鳥保護区のやうに世界的にも貴重である。それが対岸の超高層ビル立ち並ぶ深圳から見ると川幅も狭い深圳川の対岸に「手つかずの草…

（大公報）香港学生に対して大湾区での進学につき中央政府教育部が積極的に規模拡大。香港の大学は内地生増加で中文大学など数年前でも広東語より普通話が賑やかで驚かされたが学生会や大学評議会の学生代表にも着実に内地生が就任で香港の大学の内池化も著…

中共の言葉遣ひの妙にはいつも感心させられる。事実よりもプロパガンダが重要で鍛へられた技術。习近平在深圳。湾区にて「豊富な」一国両制を建設、と。一国両制は港澳に対する制度であつて深圳など経済特区とは異なり珠江デルタの大湾区にて一国両制はおか…

深圳経済特区成立40周年。アタシが香港から深圳に入り広州行きの緑包車に乗り換へたのが1984年で当時は羅湖に高層ビルは建ち始めてはゐたが、まだ／＼鄧小平の改革開放のショーケースで実体感はなかつた。それが今では香港をも凌駕する大湾区の中心に。习近…

周帝の突然の深圳行幸。深圳特区設立40周年ださうで深圳の発展祝賀。香港への当てつけか。折角なら香港にもいらっしゃってくれゝば良いのに。蘋果日報が報じるのは明日に予定されてゐた林鄭市長の施政方針演説が突然の延期。香港の経済再生政策につき中央政…

林鄭市長の発表で香港市役所は内地から戻りボーダーでの簡易検査で陰性証明された香港市民に対して14日間の強制隔離免除を検討だといふ。一国両制どころか一制度下の同じ国なのだから当然の措置か。教育局は反体制的言動の教員の免許資格剥奪まで検討と蘋果…

香港から台湾への密航。大公報は香港と台湾の独立派による共謀と叱る。蘋果日報は香港警察がこの密航を現行犯で取り締まらず放置プレイで中共公安に引き渡したことにつき連日の批判。 家具がまだないので陋宅はまるでミニマリストの部屋のやう。これはこれで…

特定の小学校の教師の港独的言論を香港市役所の教育局長が非難（大公報）。蘋果日報は尖東のホテルでスタッフ４名の感染あり239人の宿泊客も感染の疑ひと。 香港のＫ氏が仲間内でのSMSに「ふるさとは遠くにありて思ふもの」と犀星の有名な詩の冒頭を書いたの…

香港の教育が反政府的偏向と弾圧対象になつた次は司法で抗議活動に心情的な裁判官罷免を！といふ圧力。 ふとタンメンが食べたくなるときがある。東京駅一番街（八重洲口）にタンメン専門店がなくなつてしまつたと残念がつてゐたら実は〈トナリ〉は丸の内で営…

国安法立法化から100日。日に日に国安法が香港を覆つてゆく。ジョンMキャロル教授（香港大學）『香港の歴史』（明石書店）は倉田先生ご夫妻の邦訳でこれを読んでゐるが今日のうちには読了したいところ。 蘋果日報は台湾密航船につき香港市役所機が「監視」の…

大公報と蘋果日報が立場は真逆だが一面トップで反政府民主色の教員に対する糾弾を報じてゐる。国安法に抵触する反体制言論や行動を教員が扇動してゐるとしてさうした教員の排除で教育正常化といふ狙ひなのだらうが学校が体制的になつたからといつて政治的不…

もはや白色テロ感のある香港での民主派弾圧。大公報はバプティスト小の「独師」つまり独立派教師免職を報じる（当然だが肯定的に）。蘋果日報は香港の運動家12人の台湾密航で香港政府機が香港を出た密航船を３時間にわたり「護航」で香港領海出たところで中…

大公報は香港の経済回復を宣伝。蘋果日報はトランプ感染につき続報。それにしても、である。昨年末から武汉で謎の新型肺炎で、それが翌年の秋になつても収束せず、それもSARSに比べ何と政治的であるか、晋三はアベノマスクに象徴される拙いコロナ対応は退陣…

中秋も過ぎ秋といへば大閘蟹の季節。今年は疫市で江蘇の蟹は価格が２割高だといふ。蘋果日報が伝へるのは台湾密航の香港市民12人のうち喬映瑜といふ女子について。彼女は年初に香港で反政府抗議活動で爆弾製造とかの罪で指名手配されたかで今回の密航企てた…

マスコミ報道の話題が何といつてもトランプ感染になるのは当然として、まぁ常識的には「大統領選に影響必至」（朝日新聞）であらう。蘋果日報もさう報じてゐる。それに比べて呆れたものなのが大公報。トランプ感染で「米国式防疫大敗」と欣喜雀躍。これがマ…

順風だらうが逆風だらうが中央政府はつねに香港の後ろ盾であり間違ひなく国安を護ることが香港の繁栄と隠定に繋がると林郑。北京中央が香港の後ろ盾であるのは事実。国安といふより中共の一党独裁の安定が現状では香港に利するのだらう。だが香港の体制を壊…