2001-03-01から1ヶ月間の記事一覧
三月二十七日より三十一日。フィリピンはボラカイ島Friday'sなるリゾートに遊ぶ。ボラカイは東南アジアでも有数のどこまでも透明は海にて、海水がきれなばかりか施設と環境は論外だが砂の質は確かにAmanpuloよりこっちのほうがもっときめ細いほど。リゾート…
三月二十七日より三十一日。フィリピンはボラカイ島Friday'sなるリゾートに遊ぶ。
三月二十七日より三十一日。フィリピンはボラカイ島Friday'sなるリゾートに遊ぶ。
三月二十七日より三十一日。フィリピンはボラカイ島Friday'sなるリゾートに遊ぶ。
三月二十七日より三十一日。フィリピンはボラカイ島Friday'sなるリゾートに遊ぶ。
三月二十六日(月)夜半、渡辺保『歌右衛門伝説』を読んでいたら、80年代末、歌右衛門が最後渾身で演じていた幾つかの舞台を観ることができていたことを彷彿、1988年9月の初代白鸚七回忌追善興行での籠鶴瓶で幸四郎を次郎左衛門にしての八橋、同年11月の芝翫…
三月二十五日(日)今年のダービーは大雨で開幕、荒れるかと思いきや順当に入賞する日のようで、私自身全レースに三頭ずつ計30頭掛けて内15頭が三着以内に入るというかなりの入賞率で3Tも九頭のうち五頭、六合彩も2着3着4着1着3着1着とかなりいい線…
三月二十四日(土)三島由紀夫『文章読本』読む。なるほど……という感想のみ。『鏡子の家』と同じ時期に書かれていたと思うと納得。噂の真相の広告にて『奥平天皇を撃て』『ゆきゆきて神軍』の神軍平等兵奥平謙三が13年8ヶ月の禁固刑を経て出所し77歳7ヶ月に…
三月二十三日(金)中環の中央街市横の金華、数年前に叉焼しか食べたことなく此処の白切鶏が美味とは知りつつも機会なく、ようやく食す。滑らかの一言、手羽や頚肉が口の中で骨からするりと滑る感覚は他の店の白切鶏では出来ない事、老舗だけあって帳場に坐…
三月二十二日(木)谷崎潤一郎『文章読本』、文章読本では基礎本の如き存在なれど既に60年経つ中で一般論なり国語の教科書にまで書かれていそうな内容、そういう意味では新鮮味には欠けるが、志賀直哉の文章の分析なり、日本語には源氏物語的な日本語と非源…
三月二十一日(水)週末がダービーであり、それなら水曜のレース開催は外しダービーを盛り上げよう、と考えるのはそれが文化、香港の競馬はダービーだから、G1だから盛り上がるのではなく、あくまで馬券がどれだけ美味しいか、しかも開催日を減らすことは馬…
三月二十日(火)Deep Purpleである。中学一年の折、周囲が突然ロックに覚醒しがロックに疎き私に吹奏学部で一緒でもあった親友のT君(彼は高校を卒業してボストンでジャズベーシストになったがどうしたものか)が紹介してくれたのがDeep Purpleのロイヤル…
三月十九日(月)昨晩、夜半にふと渡辺保『歌右衛門伝説』を読み始めたら、記号論と構造主義にて歌舞伎を語る保君は文章が巧いから読み進めてしまいなかなか眠れず。本来は大旦那が逝去したら追悼で出版されるべき論を大成駒の老衰による引退で既に出版され…
三月十八日(日)曇。三島『鏡子の家』読了。そのあと『婦人公論』や『ミセス』にでも連載されたであろうたわいない小説群の先鞭だが流石に三島、どうでもいい人たちのどうでもいい話を格調高く事に優れ、但し新宿の裏通りの描写でも雑踏のごちゃごちゃした…
三月十七日(土)昨年に続き緑色力量主催の港島行、香港トレイルを山頂から石澳まで50km、ここ10日程の風邪でかなり体調が悪いまま不参加も考慮したが参加者募金のHK$900返せとも言えず、途中棄権もありかと参加、自棄のやんぱちにて走ったらそのまま持続し…
三月十六日(金)季節柄、転勤にて香港を離れる方々多く、送別宴この時期少なくないが、富柏村のサイトをご覧になる方も何人かおり、日本でもこのサイトを見るからと言葉を頂戴す。数年前にフレームだけ作り活用していなかったこのサイトをどうにかアクティ…
(この日記を綴り始めて毎日のなか唯一欠けてゐるのがこの日である)
三月十四日(水)快晴。話は旧聞に属すが先週の政府の財政予算報告にて所得税こそ現状維持なものの煙草と酒税が上昇、煙草は吸わなくなって久しきものの酒の増税は厳しいかと思いきや酒税30%から40%への増税は葡萄酒及びアルコール度数30%以下のみで葡萄…
三月十三日(火)D大学から中文大学社会学系に訪問学者していた若年寄K君が香港を離れるにあたりD大大学院への「再入院」を祝して油麻地は西貢街の客家料理の名店・醉瓊樓にて晩餐が、92年当時に筑波大から同じく中文大人類学系に訪問学者していたS嬢(…
三月十二日(月)午前、中文大にて「二零零零至二零零一年度傑出人文學者訪問計劃」にて中文大に滞在中の加藤周一氏の講演会「日本の『転向』なる文化」、英語での講演にて "Conversionary" がそもそもキリスト教的な背景のある言葉で、それがマルクス主義か…
三月十一日(日)雨。South China Coast Marathonのハーフマラソン、体調イマイチ且つ生理的に苦手な春の低気圧にて出場せず。このままではまた不甲斐ない一週間を送りそうな気がして自分に言い聞かせジムにて鍛練す。午後、陽明山荘のI氏邸にてキューバM…
三月十日(土)曇。せめて朝走ろうかと出街すれば雨、断念。午後、沙田にて競馬。メンバー席でもバッチで樓上まで上れることを知り、重賞レースもない週末の午後にてかなり閑散孤独な競馬を楽しむ。普段買いもしない3TでわずかHK$10にて9頭のうちあと数頭…
三月九日(金)曇。夜の映画に出かける前にZ嬢とどこで食事しようかということになりケイン道より西環まで黄昏時に散歩、劉健威氏をマネしたわけではないが両晩続けて桂香街の坤記、白鱔飯保火、南仔蓮根保火を食すが秀悦さに昨日にもまして納得す。油麻地…
三月八日(木)油麻地での薮用済ませ夜中に970番に西隧バスにて香港島に戻り西湾、また少し寒くなり、西湾は正街と東邊街に挟まれた横丁・桂香街の坤記、劉健威氏が『信報』にて満意と絶賛、ハイネケンの大瓶を飲みながら排骨保仔飯をじっくりと待つこと20数…
三月七日(水)風邪で終日床に臥し、漆田公一著『サンダーバードサンダーバードで少々生き方を学んだ』祥伝社 、イマイチ分析不足で冷やかし気分、続けて内藤陽介『北朝鮮事典―切手で読み解く朝鮮民主主義人民共和国』竹内書店新社、かなりカルトな切手で綴…
三月六日(火)黄昏時にZ嬢と待ちあわせ東方文華酒店、古めかしさでは逸品、灰皿まであった!昇降機の改修を数カ月、お詫びにとG階のエレベータホールにてシャンペンのお振舞いをしていたのは粋なサービスだったが、恐れていた通り陳腐な昇降機を取り付け…
三月五日(月)とくに綴りておくこともなし。Virtualnetのサーバーがハッカーにでもやられたのか富柏村のサイトが網上から消えている。Virtualの世界の虚構の事でありながら、まるで実存の自分を無くしたような気分。
三月四日(日)快晴。マスケス『百年の孤独』読了。預言者にすでに綴られていた、無から始まり無に帰還す一族の物語、その構成は単調なのだが、物語られるストーリーの一つ一つがどれもこれも文字列から映像が目に焼き付くほどの鮮烈さ、見事。昼に山頂にト…
三月三日(土)薄曇り。午前、ジムの屋上で競馬予想、昼に佐敦は上海好好で排骨菜飯食し沙田、擦るが当らず独り場内の日本料理西村にて赤貝の刺身で熱燗、かなりオヤジモード、一番人気は一レースしか一着にならぬ不安定さで、G1の金盃は一番人気大利多と…
三月二日(金)曇。梅道から山頂にあがりベーカー道、ブラック徑を経て紫荊山を越え南側まで二時間走る。ヘンリー=ミラー『北回帰線』読みながら微睡。新聞に干葡萄をジンに漬けて食すのが滋養と紹介あり、干葡萄とジンもタンカレーやゴードン使うのは勿体な…