富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

農暦十月十三日。中共より戻り月曜から三晩連続の外食のあと今日は自宅へ直帰。豚汁。さすがに疲れて早寝。 ▼香港のIDカードが来年から新版になる宜。日本でも着々とマイナンバー制度(国民総背番号制)の定着進むがHKIDの特徴は管理とはいへ所得税や非永住…

農暦十月十二日。三夜連続の外食で晩に上環。といふかかなり西営盤に近い皇后大道西と荷里活道の交わるあたり。安半。銀行S氏と会食。店に上がるなり白法被姿の方に「あれ、今晩もだ」といはれ、昨晩、日本人倶楽部でお酒供していたゞいた山形の酒造の方で…

農暦十月十一日。晩に銅羅湾。香港日本人クラブにて山形の地酒のお振る舞ひあり。最近飲む機会多い内装O氏、 それと北京から疾病後の酒解禁を今晩にするといふO氏のダブルO氏を招く。酒は美味いが山形の酒はアタシには少し甘すぎるか。山形といへば秋は芋…

農暦十月初十。一昨年逝去のL氏は紅磡で殯儀のあと「墓待ち」で葬儀場近くの葬儀屋に遺骨据へてをられたが、この夏に柴湾の華人墓地に集団住宅のような骨壷4つまで収められる墓といふかボックス墓を確保でき、そこに納骨。高知からT氏来港で墓参。晩にT…

上海から深圳に還る

農暦十月初九。朝八時まで朝寝決め込みジムのスパに一浴。朝十時に英国人D君が来る。ラウンジで二人で遅めの朝食。D君は以前はBBCの上海特派員だつたが今はフリーランスのジャーナリストでNeewsweekやガーディアン紙等に寄稿し上海の近現代史に造形深くエデ…

蘇州から上海へ

農暦十月初八。寝たのは朝の三時すぎだつたが七時すぎには起きる。連日の快晴。それでも大気汚染で霧霾かかる。部屋で来週の会議の準備資料作り。ホテルのジムで少しだけ走る。昼に退房してタクシーで蘇州站。常州発杭州行きのG7353列車で上海虹橋へ。蘇州か…

蘇州2日目

農暦十月初七。蘇州も大気汚染は深刻だが遉がに早朝は朝霧のやうでホテルから眺める景色はそれなりにきれい。朝六時半にラウンジでの朝食済ませホテルから歩いて本日の出向先に向かふ。ホテルを出ると路上に容姿整へた女性たち多くマスクしてる人多く目立つ…

8年ぶりの蘇州

農暦十月初六。あまり良く眠れぬまゝ六時すぎに起きる。深圳空港には国内線も出発90分前と聞いてゐたが何だか愚図/\してゐたら08:05の1時間前に宿を退房して隣の建物の空港へ、着いたつもりが、とんでもない広さで深圳航空のカウンターは長蛇の列。ぞっ…

農暦十月初五。小雪。朝の気温が摂氏16度くらゐまで下がる。風邪ひいてゐる人多数。早晩に空港。フィリピンのレイテ島タクロバンから来港のA氏お迎へ。紅磡のケリーホテル宿泊でホテルで待ち合はせもできたが当方も今晩は移動があるので空港でお会ひして四…

農暦十月初四。諸事に忙殺される日が続く。13年ぶりのフルマラソンの所為でもなく遉がに体重も落ちる。晩に自宅で水炊き。明日からの旅荷まとめる。 ▼香港の政情。中共の国歌法の香港での適用。高速鉄道開業に向け香港側で中共の入境手続きを済ます実務協議…

農暦十月初三。週末に残務整理したのに慌ただしく週の始まり。客人あり午後、飛行場へ迎へに。ぎりぎりの時間でフライトレーダーで飛行機を追ふと正確なアプリなのに「その進入路はダメだろ」に笑ふ。空港の客待ちは到着ゲートから出てくる人たち眺めてゐる…

農暦十月初二。紐育より七日に戻り休みなしで日曜の今日も鑑定で残務処理。その上で忙しい時にかぎつて執務室の整理整頓が無性にしたくなるのは何故かしら。井上ひさしさんが遅筆で、原稿や芝居の脚本が遅れに遅れてゐるのに机に向かふと机の抽斗の文房具生…

農暦十月初一。今年は陰暦で閏月ありいつになつても冬にならぬ日が続いたが陰暦十月に入ると随分と秋めき夜は薄ら寒い。官邸で周末の残務整理。といふか周末なのに急件発生で、それの調整。用事あり銅羅湾に出たついでにわざわざ西環まで出向き「豚骨じゃな…

農暦九月晦日。官邸前の路上に停まるトラックが「株式会社家信商事」はちょっとナンチャッテ系かと思つたが背面の「はくつる」 が実にいゝ。「いすず自動車友の会」は愛情を感じるし「デコトラに乗ってます」で日章旗デザインのJDMはJapan Deco-Track Motori…

農暦九月廿八日。「ニューヨークの朝はロックで始まる」とボズ=スキャッグスの“Breakdown Dead Ahead”が流れるCMが懐かしいところだが今朝は「ニューヨークの朝は和食で始まる」になつたのは紐育のトランジットミュージアムで購入したランチョンマットだか…

農暦九月廿七日。F氏に誘はれ競馬好きのお二方と四人でハッピーバレー競馬場で飲食しながら競馬観戦。単勝で地味に遊んでゐたが掠りもせず皆さん三連単なので第5Rからアタシもそれにするが、このレースも第7Rも続けて2回、2〜4着的中で最終レースでや…

農暦九月廿六日。久々に昼間、晴れ間から陽光。早晩に尖沙咀に向かふが金鐘でMTRに乗る時の混雑はとんでもなく金鐘から荃湾線の上り(中環)に乗り中環からのその折り返しで10分ほど時間余計にかゝるが、さうでもしないと。疲労困憊で坐つて居眠り。尖沙咀の…

微軟のヰインドウズ10

農暦九月廿五日。かうも忙しく周末も仕事すると遉がに体調も悪しく今朝からGastroenteritisの症状。病院に行く暇まもなく仕事済ませ家に返り前回この症状だつたときに薬は処方されたが一度しか呑まずに回復したときの残りの薬あり、それを服す。微軟(マイク…

京都拉麵太郎

農暦九月廿四日。おそろしく疲労感あり珍しく朝寝貪りたい気分で日曜なのだから寝てゐたいが急ぎの仕事あり官邸に戻るのに円タク拾ふにも日曜朝なんて普段ならいくらでもある空車一向に来ず団地内に来るのはどれも予約車ばかり。Uberは捕まつたので乗り込む…

農暦九月廿三日。朝イチで銅羅湾で散髪。気分転換にカットのあとディップで髪を逆立てゝもらふ。官邸にて周末の残務処理。精神安定剤がほど良く効いてゐるのか仕事はストレス感もなく順調に片付き始める。薬に依存してはいけないのだが。夜、香港フィルハー…

農暦九月廿二日。多忙な日が続くが寸暇を見つけ養和病院駆け込みC医師に状況訴へ精神安定剤処方される。夜は好物の大根おろし汁に韮を煮て豚肉のしゃぶしゃぶ。精神安定剤飲むが睡眠薬ではないのですぐに眠くなるわけではなくC医師の説明通り1時間ほどし…

農暦九月廿一日。諸事に忙殺され一日が終はる。疲労困憊なのだが寝やうにも眠れず紐育から戻り3日目なので数日後の時差ボケ発生といふのも年寄りだと筋肉痛が数日後に現れるのと一緒で時差ボケの可能性もあるが元来が日常時差ボケで今回のは疲労でもストレ…

農暦九月二十日。紐育より戻り普段の生活始まり時差ボケ感じないがさすがに疲労感あり。何だかずっと「ラーメン食べたい」で早晩に尖東の一平安で普通の醤油ラーメン啜つて香港コロシアム。草蜢(グラスホッパー)のコンサート。故アニタ=ムイ(梅豔芳)に…

農暦九月十九日。立冬。香港到着は予定より2時間遅れで晩10時。アタシの人生のなかで最も短い1日となる。香港空港がなんて近代的で機能的と映るのかしら。預け荷物の回転寿司は関空からの香港エクスプレス、成田からのJALに紐育からのUAが重なり夥しい数の…

再见纽约!

農暦九月十八日。ホテルを10時に出てUberでトヨタカムリが数分で来てUS$31で45分ほどでManhattanのペンシルバニア站。途中、マンハッタン橋からチャイナタウンを抜け(初めて)、渋滞避けハドソン河岸から10番街に入りロワーマンハッタンの観光。ペン站から1…

New York City Marathon

農暦九月十七日。紐育シティマラソン。朝テレビをつけると既にスタテン島からマラソン開始の大げさな実況中継。マラソンは通常早朝から始まるものだが、この紐育は精鋭組でも出発は09:50でアタシは第4組で11時発。8時にホテルを出て黄線のメトロでサウス…

土曜日の紐育

農暦九月十六日。朝の外出で家人とブルックリン橋まで行きアタシは軽く往復ジョギングして家人は橋の半分まで歩く。ホテルに戻りジムのトレッドミルで走る。昼は近くのShake Shackでハンバーガーを頬張りメトロでManhattanの86丁目まで行きメトロポリタン美…

ブルックリンの1日

農暦九月十五日。晴。朝のジョギング。宿を出てフルトン街を西に進みブルックリン市庁舎の前を抜けブルックリンハイツと呼ばれる閑静な古い住宅街の坂を下ると(ブルックリンがこんな高台だとは知らなかつた)イーストリバーの河口に出てマンハッタン一望。…

曼哈頓、マンハッタン、Manhattan!

農暦九月十四日。香港とはちょうど12時間の時差で夜遅く寝たのだから朝6時くらゐに寤めるはずが起きたら午前8時。さすがに体感は36時間だつた昨日は疲れたか。部屋で昨日調達の食材で朝食。紅線で上洛しTimes SqでLine 7に乗り換へ34丁目もハドソン川見下…

四半世紀ぶりの米国、紐育

農暦九月十三日。朝七時に陋宅を出て香港站からエアポートエクスプレスで空港へ8時に着く。フライトは11:15だが乗りたくもないUAは搭乗開始は1時間前ださう。空港のチェックインカウンターではUA便=米国行きなので手続き前に旅行目的や滞在先、荷物につ…