農暦六月初七。中共主席来港で見事な快晴の日が続く。今日の午前中は主席は新界石崗の人民解放軍基地行幸。そこでのマスコミ取材は警備に厳重極まり記者なのに筆記具、炎天下でも日焼け止めクリーム、防虫剤、リップクリーム、飲料、スマホのリチャージャー…

農暦六月初六。快晴。習近平中共主席夫妻正午に来港。空港で専用機から降りる夫妻を迎へる「市民」と地元の小学生ら。行進曲風の音楽も紅旗にスカーフ姿も、なぜか「造反有理！」と聞こえる（おそらく「歓迎主席！」か）の繰り返しも丸っきり文革時代の中共…

農暦六月初五日。香港の日本総領事館から「習近平国家主席の香港訪問に伴う注意喚起」といふ知らせが届く（こちら）。まるで「習近平来港に注意せよ」と習近平を危険視するやうなタイトルだが、内容は７月１日に予定されてゐる「デモや集会の場所に絶対に近…

農暦六月初四。晋三率ゐる自民党のメルトダウンは底なし。防衛大臣稲田女（いなだめ）が昨日都議選応援演説で「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と発言。深夜に「誤解を招きかねない発言があつた」と発言撤回。「誤解を招く」どころ…

農暦六月初三。今朝、日めくりのカレンダー捲つたら昨日は日曜で赤色だが今日も赤色で「えっ、祝日？」と思つたらミスプリント。珍しい。将棋で藤井四段29連勝かゝつてゐるにせよ竜王戦は午前中からの対局が未決着のまゝ夜となりNW9でトップニュースに「すわ…

農暦六月初二。香港日本人倶楽部の食堂で家人と昼餉。海鮮花ちらし。尖沙咀。NINAGAWAマクベスは金曜からの二晩盛況で本日午後はその千穐楽。大入り。妹尾河童の仏壇に見立てた舞台、音楽も安土桃山の世界でシェイクスピアのマクベスも1980年の初演の時はさ…

農暦六月初一。日本では閏五月となる。朝遅く官邸に寄つてから尖沙咀へ。京蔵丈とホテルで待ち合はせNINAGAWAマクベスの芝居の続いてゐる香港文化中心の映月樓へ。家人と三人で飲茶。昨晩の初日は芝居は爆満だつた由。家人とMTRで金鐘に戻りアタシにとつては…

農暦五月二十九日。晴時々雨。沖縄慰霊の日。都知事選告示。各党党首ら第一声のなか自民党のみ幹事長。晋三出せぬかと思ひきや首相は沖縄へ（行きたくないだらうが）。いずれにせよ晋三は折からの逆風に都民に野次られるわけでリスク回避か。小林麻央さん死…

農暦五月二十八日。やつと雨歇み晴れる。晴れたら晴れたで酷暑。この十日余の悪天候で古いビルも腐り歩道上に張り出した上階の床が抜けたほど。戦後の慌たゞしい年代に粗悪な建築であつたとか老朽化と思はれるが畏友の建築家U氏曰く、本来はバルコニーであつ…

農暦五月二十七日。夏至。雨。早晩に尖沙咀。雨がやつと上がる。今週末のNINAGAWA Macbethに筆頭の魔女役で出演のため本日来港の中村京蔵丈の尊顔を拝す。ホテルで待合せ先づはペニンスラホテルのバーにお連れして香檳酒。京屋さんは国際交流基金の歌舞伎レ…

農暦五月二十六日。雨。内装業者Ｏ氏愛用の電子距離計がライカ謹製。ハンガリー製でレンズはライカなのか（笑）。カシオのトップエンド計算機S-100に、たまに外出で持ち歩くときのため家人に「いせ辰」のミニ風呂敷で布カバー作つてもらふ。 ▼晩にNHK NW9で…

農暦五月二十五日。雨。香港の駱駝牌の魔法瓶。香港の「本土」ムードで廃番となった昔の駱駝牌が人気復活。コレクターであった私もいくつもあって洗練されたデザインのステンレス製の茶杯を日常の茶飲みに使っているが、かつては何年も保ったのに、このとこ…

農暦五月二十四日。雨。日曜朝は「アブちゃん」こと皆川達夫先生の「音楽の泉」聴くと、その後は日曜討論で本日は「きょう会期末“激突”国会を問う」。非立憲の自民党からは下村博文、民進党は野田ブー、公明党斉藤鉄夫に共産党は論客小池晃と揃ふがエキサイ…

農暦五月二十三日。雨。土曜。土曜朝五時。香炉のお手入れ。線香は鳩居堂、大阪松榮堂と善光寺なので灰も質良し。少し余つたのはジップロックして保存。官邸で周末の書類整理。夕方、金鐘のPacific Placeへ。家人と待ち合はせ迄、Great食品店ぶらぶら。香港…

農暦五月二十二日。雨。晋三の所為で腰痛癒えず。加計問題は文科省は大臣までが謝罪したが晋三の政府はすべて内閣府、国土省、文科省らの役人がかつてにやつたこととシラを切つたまゝで幕切れ。官僚も官邸に人事権握られては憎むにも声に出せぬ奴隷性。もは…

農暦五月二十一日。雨。本日、文科相が加計疑惑で再調査発表の予定が読売新聞が朝刊で内容につき先行報道（こちら）。さすが自民党党紙だけあつて発表時のインパクト軽減狙ひ。発表された文科省の再調査では内閣府からの明らかな動きがマスコミが報道してゐ…

農暦五月二十日。雨模様。風依然強し。昼前に天候は少し快方に向かふ。客人と昼前に私も久々の飲茶＠沙田明星海鮮舫。午後から晩まで恐ろしく忙殺され腰痛も易々とは癒えず。 ▼酒井啓子先生の個人で「正しく怖がる」こと。朝日新聞（こちら）。30年前イラン…

農暦五月十九日。「台風」の警報は未明に８から３に下げられたが、それは台風が広東省内陸に去り、あくまで風力弱まつたといふことで朝も依然として大雨。豪雨警報なら赤色レベルだと思ふが天文台は黄色に固守するのは８から３に下げたことで朝の通勤、通学…

農暦五月十八日。昨日から出ていた「台風」の警報１が３に上昇。空は晴れてゐたが昼すぎから雨模様。日本では一概に「台風」といふが香港では日本の気象庁が使ふ「風力」でいへば７までが熱帯低気圧で８〜９がトロピカルストーム、10〜11が強烈なトロピカル…

農暦五月十七日。日曜。猛暑。午前中九龍塘に所用済ませ昼過ぎに路線バスで樂富を抜けて九龍城。九龍城街市の管理事務所の猫と遊びながら華人来るのを待つ。新山陽南貨で食材贖ひ城南道のいちばん北端の方に昨日開店のBreadyardへ。かつて黄大仙にあつた日本…

農暦五月一六日。土曜。先日、浴室で時計と音楽聴くのに使つてゐたiPhone5が壊れたが今朝気づくと居間で音楽を聴いてゐたiPadも壊れてゐた。2013年製。コントロールボタン側から表面のスクリーンが浮き上がる症状は前回のiPhone5の時と一緒。分解してみると…

農暦五月一五日。スポーツ紙ばかりか一般紙も大きく巨人13連敗伝へるなか自民党紙たる読売新聞系のスポーツ報知だけが巨人ネタ放置してボクシングのネタを１面トップに。盛夏。冬瓜が八百物問屋の店先に並ぶ。早晩に鰂魚涌。七姊妹道の樂意粉麵で牛什麺を小…

農暦五月十四日。晩に寿司加藤に飲む。読売巨人軍13連敗。読売新聞も自民党紙と嗤はれ、文科相もさすがに加計疑惑で官邸主導の杜撰な調査で済まされず再調査への動き。世の中、少し「そこのけそこのけ晋三が通る」といふ状況でなくなつてきてゐることは明ら…

農暦五月十三日。未明に驟雨。快晴。猛暑。読売巨人軍12連敗。帰宅して韮と大根おろしの鍋で豚しゃぶ。テレビ中継でハッピーヴァレイの競馬。巨人の連敗は嬉しいが競馬はかすりもせず大負け。 ▼自民党が挙党体制で急ぐ改憲。改憲賛成で国会の３分の２超へる…

農暦五月十二日。昨晩冷房弱冷で寝たら心地よく熟睡で朝寝坊。猛暑。官邸で残業のあと帰宅して読売巨人軍球団ワースト11連敗と識る。「巨人、大鵬、卵焼き」ならぬ大嫌ひなものが「巨人、読売、自民党」の私には今晩はおめでたい。早速この吉報を読売新聞で…

農暦五月十一日。芒種。気温摂氏33.5度で灼熱。芒種の日では17年ぶりの暑さの由。さすがに寝苦しい日が続き、それでも夏になれば湿度が少し下がり窓を全開で夜風も心地よいが今は多湿でさうもいかず冷房を+2度で微風に設定してやつと寝入る。 ▼昨日読んでゐ…

農暦五月初十。日曜。朝、驟雨。気分転換に中環のジムまで遠征。日曜午前の中環は人も少なく快適。IFCのLane Crowford呉服店通り抜けると”Hainan”と背中に大書きされたビニール製のレインコートあり。「海南」で然もデザインもダサい。Lane Crowfordで扱ふブ…

農暦五月初九。土曜。会合あり午後まで仕事。枝豆、玉蜀黍、餃子。昨晩大酒呑み夜中に戻り４時間ほどの睡眠だつたのでさすがに眠い。井上寿一『理想だらけの戦時下日本』（ちくま新書）読む。戦前のファッショ体制＝大政翼賛会と思ふが意外と複雑。立派な兵…

農暦五月初八。今日から天気崩れると聞き朝からどんよりとした雲に長傘もつてあるいてゐたが小雨も降らず。（水戸人ならわかる）酒ならイッピン、酒ならイッピン、お酒飲むならイッピン♫……と夜大酒飲み今度は傘を飲み屋やタクシーに忘れることの心配。ふと自…

農暦五月初七。このところ朝の寝起きが早いどころか寝ても２時間くらゐで夜中に目覚めてしまひ眠れず。それでいて昼間眠いわけでもない。「天皇陛下の退位を実現するための特例法案」衆院議員運営委員会で全快一致で可決。皇室典範改正を主張した自由党は退…