2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
十一月卅日(木)諸事忙殺され遅晩に至る。晩に僅かな時間惜しみ湾仔の茶餐庁に肉絲炒麺食し凍檸茶飲む。肉絲炒麺は日本でいえば細切り豚肉堅焼そばだが日本なら「かなり美味い」それがそのへんの粗末な茶餐庁のどこでも食せることは香港の食の見事さとあら…
十一月廿九日(水)安倍三世が北朝鮮をいかに利用しているか。03年に安倍訪朝実現で蓮池薫氏らの家族連れて帰る見返りに速やかに日朝国交回復するとした密約を将軍様に近い中国籍朝鮮族実業家に託し成功報酬60億円は国交正常化後に日本から北朝鮮へ渡される…
十一月廿八日(火)人民元切り上げUS$1=7.84となり香港ドルとの換算はついに1:1の時代到来。1990年だったか某日銀の方が余の財布に人民元札があるのを見て「あ、紙屑」と冗談言われたことふと思い出す。畏友O君とメールでレンジファインダー談義。なぜ…
十一月廿七日(月)2006年11月27日という、世間にとっては何でもないこの日が、競馬関係者にとってもジャパンカップの翌日、程度の日が北海道のばんえい競馬にとってはとても深刻な一日であったりする(斉藤さんの日記、こちら)。Kennedy Rdの香港設計中心に…
十一月廿六日(日)さすがに夜明け頃に目覚めもせずものの七時すぎに起きて明太子と納豆で朝餉。午前、月曜より溜まった新聞読む。昼前に出街。尖沙咀に渡り香港芸術館で「似與不似」遼寧省博物館蔵齊白石精品の美術展観る。本日が最終日。「似與不似」とは…
十一月廿五日(土)朝七時頃に雨音で目覚める。朝寝貪りたきところ日本より大先輩方来港中にて喜寿の方が実に三十五年ぶりにご来港では歓待する側も嬉しきもの。Z嬢と尖沙咀東の宿に皆さまお迎えにあがりタクシーで尖沙咀。幸いに雨歇む。総勢十二名にて艇…
十一月廿四日(金)先週より多忙続き月曜より一切新聞も読んでおらず新聞分厚く溜まる。遅晩に体重測ると一週間で2kg減。 ▼琉球舞踊の祝賀の舞「かぎやで風」観る。琉球に大陸から来たる冊封使と国王の御前にて舞われたという、ゆっくりとした調子の古い琉…
十一月廿三日(木)廿年前の仙台住まいの頃の旧友K君ご夫妻で来港。昼にHappy Valleyの益新酒家に食す。二歳のお譲ちゃん幼気可愛らし。益新の副給仕長曰くHappy Valleyのこの小さき食肆はそのまま山あいの高級住宅地Jardine's Lookoutに新たに食肆開業との…
十一月廿二日(水)諸事忙殺され晩に至り帰宅して酒飲まず、で夕食。年にわずか数日の休刊日。深更まで仕事。ContaxのT2とG1、手放す決意。カメラを飾る趣味はなし。 ▼週刊文春も週刊新潮の前ではリベラルに思える、というくらい週刊新潮の論調は極端だがお…
十一月廿一日(火)東方日報に「幇弟弟入名校大家犠牲下父母逼兒子留級」と一面トップ記事。香港のラサール小学校で在校生の弟の場合(ここは男子校)、入学試験で優先枠あり。長男が小6でこの学校に通う家庭で弟の入学図る際に兄が卒業してしまうと弟優先…
十一月廿日(月)四国松山の山田屋まんじゅう、を頬張る。美味。晩にAberdeen(と聞くとどうもYellow Magic Orchestraを思い出してしまうのだが)香港仔の某所で開催された某パーティで末席を汚す。パーティ苦手で同行の氏2名と途中で遁走。Happy Valleyの…
十一月十九日(日)朝日の読書欄で陣内秀信氏が(この陣内書評の隣にある高原明生先生の米国の中国本の評論も面白いが)元田與市『日本的エロティシズムの眺望』という本を紹介。極端に例を出せば、前近代の日本では女性の乳房は男にとってエロティックでは…
十一月十八日(土)風邪直らぬ。深?に用事あり香港から直通のバス仕立て皇崗の境界越え深?は宝安区の福永へ。工業都市建設ラッシュで殺伐たる風景。日系某社の工場見学。実に考えぬかれた組立ラインで河南、湖北、湖南、陜西省などから集まった千名超える平…
十一月十七日(金)明日迄だか香港の独逸麦酒祭で今晩はランニングクラブでこの麦酒祭で飲もうと約束。私自身が風邪で最悪だが今晩は幹事役のお約束で席取りして麦酒飲みつつ新聞読みでじんまりと皆さんの来場待つ。日本から偶然に今日出張中のT君が参加。…
十一月十六日(木)珍しく午前1時半すぎまで『モンテクリスト伯』読んでいたのに5時半に起床。風邪の諸症状であまり熟睡できず。朝日新聞朝刊一面トップに「教育基本法改正案可決」の見出し。否応なく眠気から覚める。読売は和歌山県知事逮捕が一面トップ…
十一月十五日(水)寝る間際ずっと『モンテクリスト伯』読んでいるつもりが全く進まず。たまに本を開いても筋すら漠然。登場人物が多く而も皆さん出自だの昔の名前隠して巴里の上流階級でブリブリと振る舞うため誰だが誰だか。早朝、あらためて登場人物をま…
十一月十四日(火)斉藤さんがどんなに忙しくても日記は翌日のうち(翌晩、日付が変わらぬうちに)前日の日記を更新することを(飛行機での移動中でもない限りは)自分の課題としているのは、日記の更新など遅れ出すと遅れっぱなし、歯欠けになること必至だ…
十一月十三日(月)諸事忙殺されるまま晩に至り東京から来たY君と再会。十数年前に某銀行の香港駐在。いただいたお土産は、ぬれ甘納豆、銀座ウエストのフルーツケーキ、鳩居堂のにほひ粉など。FCCのバーで一飲。?記に晩餐。予約していても待つこと必至の混…
十一月十二日(日)晴。朝8時半にMTRのTsuen Wan站に七名で集まりタクシーで大帽山麓の駐車場。一昨日から開催されたOxfam Trailwalker終了後のMacLehose Trailの清掃ボランティア活動に従事の為。といっても地味な活動でこの大帽山手前から鉛鉱峠までの逆…
十一月十一日(土)晴。蒙霧。昼だけ時間が空きジムで小一時間鍛練。早晩にZ嬢と尖沙咀の京笹に食す。相変わらずちょっと気のきいた肴あり。カツ丼。晩に文化中心にて草刈民代のバレエ“Soir?e de Danse Roland Petit”観る。草刈民代のプロデュース、ローラ…
十一月十日(金)晴。ずっと晴れの日続くが数日前の爽やかさに比べ今日は無風の暑さ、且たヘイズの蒙霧あり本日今年のTrailwalker開催で参加者にはさぞや過酷かと察す。晩に尖沙咀東の一平安。核攻撃受けても此処なら助かるのでは?というくらいビルの地下奥…
十一月九日(木)米国のBarack Obama上院議員より民主党の中間選挙圧勝祝賀のメール届く。“in order to change history, we now hove to work even harder to turn last night's results into tomorrow's progress”ってカッコいいねぇ。メールソフトにはそれ…
十一月八日(水)早晩にジム。トレッドミルで三十分だけ走る。せめてもの過重と傾斜3%だけつける。帰宅してウオツカのレモン割1:1。晩のニュースはWHOの事務総長に陳馮富珍女史当選、米国中間選挙での民主党の圧勝など伝える。 ▼WHOの事務総長に中国政…
十一月七日(火)朝六時すぎに茶を啜りながらSCMP紙のスポーツ欄で今日のメルボルンカップの記事を読んでみると(競馬欄でなく純粋なスポーツ欄)日本馬ポップロック評価しつつデルタブルースも侮れぬと分析あり、まぁ地元贔屓で香港馬Tawqeetとその日本馬二…
十一月六日(月)朝五時すぎに目覚め目呆けたまま居間に向うと「灯をつけっぱなしかしら」と思う明るさは東空に十五夜の月が部屋の中まで青く明るく照らすもの。思わず見惚れる。日本酒でもくいっと一杯ひっかけたいところだが朝の五時は拙い。じっと我慢。…
十一月五日(日)晴。HKDRC主催のハーフマラソン大会。今年で初出場から10回のはず。朝6時に天后MTR站より大会主催者側手配のバス出て新界大尾督へ。所属するランニングクラブのK会長のトヨタクラウンに荷物置かしてもらい同クラブから6名ほど参加。マラ…
十一月四日(土)快晴。台湾総統府機密費私的流用の容疑で扁嫂(阿扁総統の夫人、呉淑珍)や総統元副秘書長など数名が汚職罪や文書偽造罪などで起訴される。阿扁総統も同罪の疑いありとされたが総統の刑事訴追免除特権に基づき起訴を見送られる。今回この起…
十一月三日(金)皇居にて文化勲章親授式あり。聖上陛下から吉田秀和翁に文化勲章御親授。禁中車寄からただ一人歩み入る翁の御姿、車椅子どころか足早な通常歩行は実に矍鑠たるものにて一驚、と久が原のT君。五人の受賞者より最高齢ゆゑ吉田先生謝辞述べ陛…
十一月二日(木)長らくお待たせしました。やっとまた身体に暖かいものが流れだし、音楽がきこえてきた感じ。でも、これまでとちょっと違う……と吉田秀和先生が朝日新聞に「音楽展望」連載(季毎)再開。吉田先生敢えてもう今年は食傷気味のモーツァルト取上…
十一月朔日(水)来客あり早晩に湾仔のホテルチェックイン付き合い湾仔の下町漫ろ歩きご案内。春園街など通りに並んだ礼状印刷舗すっかり移転してスラムの如し。取り壊し待つのみ。新築の公営市場出来て交加街の路上の市場も移転迫られる。Delaney'sでギネス…