富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

自衛のための軍備

陰暦七月廿五日。かなり涼しく感じる摂氏26度。香港は尖沙咀の天文台の測量なので陋宅あたりは山風も流れ25度以下。初秋の気配。官邸に周末の残務整理。執務室の環境がよくなりネット環境も格段に向上。となるとWi-Fi環境も改善したく必要なのは、やはり蘋果…

皇后さまのヴォカリーズ

陰暦七月廿四日。未明に大雨。雷。雨のたびに少しずつ秋めく。日本は金澤ですら深夜の気温が摂氏29度だといふ。香港のほうが俄然涼しい。 ▼マクドナルドのBig Macを世界的に価格比較したBig Mac IndexなるものがThe Econoimstにあるが(こちら)香港内のマク…

We have a dream

陰暦七月廿三日。キング牧師の“We have a dream”から半世紀。 Dr. King knew it would not be easy to ‘‘transform the jangling discords of our nation into a beautiful symphony of brotherhood’’ ― difficulties that persist today with new debates o…

陰暦七月廿二日。朝日新聞のオピニオン欄で「男の日傘」討論まで必要なことなのかしら。日傘をもう何年も当たり前に使つてゐるアタシには何の気にもならないのだが。今日、上海からI君家族来港。奥さん中国籍で来港査証してゐたが上海の空港でチェックイン…

小泉三世に共鳴す

陰暦七月廿一日。雲一つなき快晴。夕焼け惚れ/\するほど見事。晩にカレーライス。カレーライスにジャックダニエルのソーダ割が好き。 ▼「米国での骨董販売詐欺でインタポール指名犯」さへなければノーベル経済学賞も夢ではなかつた中国に潜伏中の張五常教…

陰暦七月廿日。晩に観塘。岡田屋(AEON)で芋焼酎の黒麹仕込み伊佐錦仕入れて雲南小味に鹿児島のダブリューO氏と夏らしく菌類、茸飰す。初めてこの食肆に飰したころ未だ小学生だつた娘がこゝ数年帳場預りすつかり女将ぶりだつたが来月お目出度の由。 ▼松江…

陰暦七月十九日。これを綴る今は三日後だが、この日曜日の記憶殆どなし。金曜日に休んだ分、明日からの週の準備に、と官邸で書類整理。午後遅く按摩。帰宅。飲んで酔つて寝る。@fookpaktsuen: 曾野綾子著『人間にとって成熟とは何か』(幻冬舎)……ってこの人…

Asian Youth Orchestraとイッサーリス

陰暦七月十八日。旅寓でラウンジの朝食朝七時からだが周末の朝七時に朝餉だ、なんてアタシらだけ。雷雨。昼過ぎまで部屋に寛ぎ読書。雨上がり路線バスで三盞燈。雅馨緬甸餐廳に椰汁鶏麺飰す。ホテルに戻り荷物受取りホテルのシャトルバスで外港碼頭。午後二…

澳門に遊ぶ

陰暦七月十七日。処暑。未明に大雨。朝、陋宅出てミニバスに乗るとラジオから藤圭子の『今日でお別れ』流れ運転手が上手に口笛でメロディ吹いてゐた。小雨になんて似合う曲、藤圭子の歌声なのかしら。哀悼。九時半のジェットフォイルでZ嬢と澳門。この夏唯…

薄熙來事件開廷

陰暦七月十六日。陰霾籠罩。朝、何気にテレビをつけたら日放協の番組「朝イチ」で大阪ミナミの特集。道頓堀でジャズの流れる遊覧船、と道頓堀もそんなきれいになつたのか、と驚いたが大阪の昭和初期のジャズ隆盛は東京以上で「当時は大阪は東京を凌ぐ日本一…

恒生銀行

陰暦七月十五日。中元旦。盂蘭盆會。華南では一日早く盂蘭盆會に応ずる仕来りあり。香港は勿論だが邪教廃し一神教=毛澤東主義に帰依したはずの中共でも広州でお盆の入りに路上で蝋燭や供物燃やす風俗盛ん。北角でミニバス始発場所にある士多(ストア)に飼…

Kokkaigijidomae

陰暦七月十四日。朝、久々に晴れる。暑くても風があきらかに、もう秋の気配。日傘。早晩にドライマティーニ飲みながら聴いたのはジャコ=パストリアス。1982年のオーレックスジャズフェスティバルのライブ盤。このコンサート最前列で拝んだが、あれからもう3…

アベノミクス脅かす中国、と日経さん

陰暦七月十三日。周末広州後記。周末二日の昼、晩、朝、昼と通りかゝりの街角の飯やに飰し二人で昨昼のハラル中華が29.5元、晩の餃子が麦酒2本込みで24元、朝粥が19元、昼が餃子で麦酒1本込みで20元とインフレとはいへ安すぎ。広州でバス料金込みで100元く…

広州小巷漫歩

陰暦七月十二日。朝食で十八甫路に粥啜り旅寓に戻り昼すぎまで読書。大雨。バルコニーから雨空眺めるのも亦た風情あり。昼過ぎ退房。幸はひ微雨となり清平市場近くの餃子屋に飰す。最近は広州に来るといつも用事も泊まりも天河、珠江新城あたりばかりで旧市…

南方周末 小洲村に遊ぶ

陰暦七月十一日。朝、大雨のなかタクシーで紅磡站。Z嬢と広州に一泊二日の旅。07:25発のT812列車。今回は、この廣九鉄道で新型の客車RZ25Tに乗るのが目的。一日に12本運行のうち香港側(MTR)の運行するKtt(九廣通)列車が三本あり二階建てで人気、それに…

はだしのゲン

陰暦七月初十。台風一過どころか台風接近のやうな強風歇まず。銅鑼湾で散髪。エクセルシオールホテルのディケンズに麦酒一飲して帰宅。 ▼松江市教委が「表現に疑問」として漫画「はだしのゲン」閉架扱ひとするやうに市内の公立小中に指示(こちら)。昨年12…

終戦記念日

陰暦七月初九。朝五時だとまだ真っ暗。湾仔の公立病院で定期診療。2週間前の血液検査でHbA1cが前回の7.4から6.2に下がり毎朝の空腹時血糖値も6.3mmol/L=114mg/dlで、これなら「良」。薬が良く作用してゐるとH医師。公立病院でなら十把一絡げでHK$45の料金…

藤野可織「爪と目」

陰暦七月初八。深夜に台風は八號警報に。未明に嵐のやうな風雨となり早朝には大雨もあつたが隠定。それでも警報発令中で本日は朝から自宅待機。彼方のマンション屋上に設けられたレヂャー用テントが昨晩はかなり風に煽られてゐたが今朝見ると飛んで無くなつ…

改憲は歴史的使命、と晋三

陰暦七月初七。七夕。朝まだ目がきちんと覚めぬまゝ畏友村上湛君のブログで湛君もご覧になつた海老蔵のABKAIの寸評読む(こちら)。もし、この「花咲か爺」が大人向けでなく、こども向けに良くできた『おしばい』として作られていたら、どうだろう、「工夫に…

陰暦七月初六。早晩に湾仔の永華麺家。雲呑麺と油菜(菜心)でHK$82だから安くないが野菜湯掻き食用油かけただけの油菜でも、まぁ見た目もきれいなら美味。香港に戻つてきたな、と実感。荷里活道の表具屋で孟浩然「春暁」の装丁した掛け軸受取り。このなか/…

麻布市兵衛町偏奇館跡

陰暦七月初五。連日猛暑。今朝も気温は摂氏36度だが実際の都心は明らかに40度超へのはず。外に出る気も失せるが昼前に麻布谷町のホテルからアークヒルズ抜け箪笥町の泉ガーデンタワー手前から道源寺坂を市兵衛町に上る。テレビ朝日あつた頃はまだ土地勘あつ…

ABKAI

陰暦七月初四。ホテルの眼下、右の方は麻布市兵衛町。高級マンション並び荷風散人暮らした頃の跡形もなし。溜池山王経由で国会議事堂前まで延々と地下道歩き地下鉄で根津。台東区立書道博物館に中村不折の書を拝もうと往つたのだが目的地は根岸。根津ぢゃな…

新宿「鼎」

陰暦七月初三。今日も朝から愛宕山にて会合。末席汚す。猛暑。早晩に虎ノ門から地下鉄で新宿。伊勢丹で昨日見つけた春、秋物のカーディガン購ふ。一丁目に働くT君招飲し通り角のバーで麦酒立ち飲み歓談。Z嬢と待合せ「鼎」に飰す。四谷経由で溜池山王。恐…

村上開新堂に飰す

陰暦七月初二。麻布鳥居坂旅寓発つた瞬間に出汗。夕方まで愛宕山で修養。早晩にタクシー自動車で半蔵門。途中、産業経済省前で反原発テント初めて見る。日の丸の旗を掲げた人たちは愛国ゆゑの反原発? 霞ヶ関で昨日も見かけたが当世の反東宮、雅子様バッシン…

陰暦七月朔日。立秋。昨日も母が蕎麦屋のご亭主と「暑い、蒸す」と話をしてゐたがアタシには心地よい涼しさ。冷房が緩いのが有り難い。昨晩も窓を開けたまゝで少し湿っぽいが夜風浴びつゝ寝る。夜明けで目覚めると朝の四時半。お寺だ、これぢゃ。実家に通販…

盛夏帰朝

陰暦六月晦日。朝イチで香港国際空港。Z嬢とCX504便で成田。最近すつかり酒に弱くなり昼間のフライトでは酒を口にすることもない。これで一日がダメになつてしまふのが怖い。で成田までのフライトのまぁなんて長く感じること。すつかり新聞雑誌一読して今日…

陰暦六月廿九日。快晴。酷暑。日傘愛用。日系メガバンク三行が中環から金鐘でほゞ地下街か空中回廊で途中冷房もない部分もあるが少なくても屋根があり雨に濡れずに回れることに今日気づく。唯一途切れるのは中環站J出口から三菱東京UFJ銀行のあるAIA Tower…

陰暦六月廿八日。快晴。青天白日。朝5kmほど走る。さすがに暑い。6.5分/kmくらいでゆっくり。昼にそうめん煮て飰す。午睡。周末も続く作業の現場確認に出向き夕方、北角。Z嬢、石巻T君とフェリーで九龍城。土瓜湾のこのあたりから大陸の観光客載せたハー…

農暦六月廿七日。今日も大雨に幾度も襲はれる。仕事済ませて午前中はFCCに往きカプチーノ一杯で新聞各紙、周末版まで大方目を通してしまふ。午後整体按摩。また仕事済ませ帰宅。早めの夕食にうどん煮て食し土曜晩も開業のT歯科。昨日、奥歯に銀かぶせるはず…

農暦六月廿六日。連日の大雨。傘は必携、長傘携へて歩く人の多いこと。早晩に散髪して帰宅。暑さに食欲も失せるが夜は小泉文夫先生の納豆丼、おくらと大根おろし。暑さといへば七月、大陸の酷暑は上海で気温摂氏35度以上の日が25日もあり熱射病で11人死亡の…