（大公報）昨年からの反送中での抗議派大量逮捕で香港の場合、釈放容易なので拘置所が満杯といふことはないが刑事裁判の処理が追ひつかず。それに対して引退した裁判官が反送中につき臨時で特別法廷設けては？と。大公報だから反・反送中の立場での提言でこんな裁判官OBに裁かれるては法の公平などあるはずもなし。（蘋果日報）契丹太平洋航空（CX）が疫禍経営難で経費削減のため大規模なリストラ、傘下の港龍航空を切り捨てだとか。
朝早く目覚め夜明けに和室で柔らかな朝陽で読書は目に優しい。朝は頭もはつきりとして。久世光彦『「あの人」のこと』読了。本当に文章も上手な寂しがり屋の愛煙家が「あの人は」と思ひ寄せる相手は誰も彼もやはり「さすが」の人々。
快晴。水府の三の丸にある旧茨城縣廳の建物。昭和５年に竣工の置塩章 （1881〜1968）によるネオゴシック建築なのださう。
この「これでもか」の威厳誇張ゆゑ映画やテレビの撮影で首相官邸だとか議事堂などのセットに使はれる。正面は水戸城の三の丸の堀で裏手は藩校・弘道館で周囲に高層建築などないため正面玄関など外での撮影にも適してゐるのだとか。
現在は県の別庁舎だが撮影のためにだらう掲示板や案内板などすべて移動式でいつでも容易にどかせるやうになつてゐた。
晩に小学校から中学にかけ学習塾が一緒だつたＨ君と何年ぶりかしら？で飲み旧交温める。彼は医者で某大病院で長年治療にあたつてゐる。学校や学年を超へ学習塾を出ても付き合ひがあるといふのも珍しいが、さういふ塾風があつた。
今日知つたことの備忘。在留外国人について。茨城県の在留外国人数は67,986人（2019年6月現在）で全国10位。都道府県の人口ランキングで全国11位なので外国人数もほぼそれに相応。タイ、インドネシアとパキスタン国籍の住民数は３ヵ国とも全国３位。外国籍が県民人口の2.4％もほぼ全国平均。茨城県内では在留外国人は県南、県西に多く、つくば市がトップで10,514人（2019年12月）で人口比は4.3％となる。研究学園都市もあり外国籍研究者多いのが特徴。興味深いのはつくばに次ぐ常総市。常総市といはれてもアタシはどこかわからなかつたが旧・水海道市で石下町編入して常総市に。外国籍市民は5,493人とつくばに比べれば半数余だが市の人口に占める外国籍の割合は9.2％と、ほゞ10人に１人は外国籍。その多くが日系ブラジル人。筑西市は全国でも有数の外国籍住民多い自治体。最も外国籍多いのは大阪の生野で14.8％だが、これは在日の特定永住者で次いで群馬の大泉が12.5％とブラジルの町で有名。新宿など多国籍に外国人区民多いが母数となる区の人口が多いため8.4％に収まる。また北海道のニセコなど外国人観光客多いことでニセコも観光業など外国籍住民多し。筑西市は典型的な地方の工業地帯で工場労働にブラジル人など出稼ぎから定住が増え従前は地元住民にも外国人増加に違和感あつたが昨年の台風19号による鬼怒川氾濫の水害契機に外国籍住民も同じく災害を経験し被災し協力したことで市民の間に彼らを受け入れる意識が強まつたといふ。この水害で筑西は従来の住民が土地を離れたことで空き家や空き地が増え、不動産価格下がつたことから日系ブラジル人が土地や建物を購入して住まふ傾向も強まつてゐる由。
