富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2013-08-02

農暦六月廿六日。連日の大雨。傘は必携、長傘携へて歩く人の多いこと。早晩に散髪して帰宅。暑さに食欲も失せるが夜は小泉文夫先生の納豆丼、おくらと大根おろし。暑さといへば七月、大陸の酷暑は上海で気温摂氏35度以上の日が25日もあり熱射病で11人死亡の由。杭州では降雨弾打ち上げ人工的に雨を降らせ気温は39度から10度下がつたといふが中共のやることは怖い。日本では東京23区で七月に熱中症で死亡が50人と聞く。気がつけば七月、陋宅でついに一度も冷房をONにせず過ごしてしまつた。電気料金請求が楽しみ。
▼一瞬、目を疑つたが麻生発言に「歴史認識を問われ続ける安倍政権が「右傾化」のレッテルを貼られかねない事態だけに」だの「連合国が枢軸国の軍国主義に勝利したという見方に異を唱える人を「修正主義者」と呼ぶが東京裁判を「勝者の断罪」と語る安倍首相をそう評することもある。今回の麻生氏の発言は国際社会に政権全体がそういう姿勢だと受け止められかねない。」と、この指摘がこれが産経新聞だつたら「さすが産経さんも今回の麻生発言には苦言か」と納得するが、これらはいずれも朝日新聞。安倍政権の右傾化も東京裁判への修正主義なのも明らかなこと。それを何を今更……麻生ばかりか朝日の見識も疑はれる。事実、産経さんですら「ナチスを賛美する政治家を有権者が選ぶものか。「国益を損ねる」というが、騒ぎ立てる方がよほど国益を損ねる。もちろん麻生さんにはもっと国語力を身につけてほしいが」と苦言(産経関西版「浪速風」)。都新聞の取材に応じた想田監督が「今回は「ナチス」という言葉に誰もが驚いたが本来は自民党改憲案が出たときに驚かなければならない」とコメント。御意。

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