富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

蘇州から上海へ

fookpaktsuen2017-11-25

農暦十月初八。寝たのは朝の三時すぎだつたが七時すぎには起きる。連日の快晴。それでも大気汚染で霧霾かかる。部屋で来週の会議の準備資料作り。ホテルのジムで少しだけ走る。昼に退房してタクシーで蘇州站。常州杭州行きのG7353列車で上海虹橋へ。蘇州から杭州は縦移動なら160kmで車でも2時間ほどだが鉄道となると上海経由となる。昆山を過ぎると三つの路線が至近距離を平行して上海に向かふなか、こちらの列車も時速220kmで走行してゐるのに、それより速い列車もあり、かつての安全不安も嘘のやう。それでも車内の電光掲示板が天気や時速、次の停車駅に加え「党の十九大精神を学び更なる発展を!」なんて政治スローガンが繰り返し流れてゐるのにはうんざり。巨大な虹橋站からタクシーで静安寺と上海展览中心の間に位置する、区画を嘉里集団が佔める中にある静安香格里拉大酒店へ。ビルの30階から58階までがホテルで55階がクラブラウンジで30階のセミスイートの部屋充てがはれる。ジムのトレッドミルで走りスパに寛ぐ。午後5時に浙江省の平湖で日系企業に勤務するO君が来て部屋で啤酒飲んでからラウンジのハッピーアワーへ。一寸のつもりでどこかに食事にいくはずが酒肴も少しあれば泡とワインからバーボンでハッピーアワーは19時半までの2時間だが開栓したワインは置きっ放しで結局3時間余そこでいろ/\話しながら飲む。東京のO君家族や上海から福井に移つたI君にネットでビデオトーク。さすがに何か少し食べようかとホテルを出たが周囲にちょっとした麺屋などある場所ではなく諦めてO君とお別れ。まだ9時なので西の交通大学の方へ。識る酒巴Eに行つたが閉業してゐて近くのLといふ酒場で啤酒二本飲み虹古区の日系の朝7時までやつてゐるらしいFといふ酒場でハイボール飲み三更に入る頃にホテルに戻る。