農暦三月十七日。東京からの深夜便で早朝に香港到着のラジオＩ氏が朝イチで中環の蓮香樓に早茶に赴けば、昨朝の某ラジオの生放送で番組内容急遽変更してプリンス特集したＩ氏だったが、早茶で目の前のオヤジの読む新聞に一面大の記事でプリンス訃報に「妖足38年」の見出しの文字あつたと聞く。「妖足」はプリンスだと、あの独特の動きの手足想像してしまふが、この「足」は充足の意味で「妖艶全う38年」
といつた意味。プリンス敬愛した仙台Ｔ君より海賊版などからプリンスの名演奏まとめた音源データ、それに四月十四日のアトランタでの最期となつたピアノソロライブの音源の在り処も教へてもらひ朝から、それを聴く。何ともブルース色の出た名演に惚れぼれ……で朝からの予定崩れ慌てゝ出かけたがMTR金鐘站でコンコースのタイル養生の現場見つけ足が止まる。尖沙咀ハイアットに今晩到着の長野Ｔに渡す土産届け、その足で場外馬券場。朝11時半の開店に並ぶのは灼きの回つたオヤジのやうで恥ずかしいが明日のQE II Cupのレープロ数冊購入のため。昼から油麻地のホテルで宴会あり末席汚す。按摩。早晩にFCCでハロンＳ氏と二人で夕食。野菜の炒麺がとても美味。
▼バーとか「女性優待」の曜日や時間があるのは男女平等じゃないから機会平等委員会に訴えようか？なんてアタシも飲みながら軽口たゝいたことあつたが、まさか本当に訴へたとは！ それでも裁判所は訴へ退け、バー協会はLadies Nightは女性客増やすことで男性客も引きつけるための営業上の手段、Mens Nightも考慮するか、と余裕のコメント。平日早晩の客の少ない時間にGay Night設けるバーもあるが、それに対して「ゲイ優遇は不平等」と訴えるノンケが出てくるか。
▼英国のエリザベス女王卒壽。香港でも依然、信奉高し。
香港人喜歡英女皇，除了英國皇室沒有什麼高深的儒家思想和秦始皇法家的衝突，在英治時期，英國富商如怡和太古，沒有替英女皇叫香港人愛英國，不斷嚕嚕囌囌告訴你英國很強大，而他們的子女又暗中加入了中國或北韓國籍。雖然每一家英資包括仲量行，要經香港投資中國時，都請香港華人做亞太區頭目，讓他們引路，在城牆邊搭梯子。（陶傑）
