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三月六日（火）黄昏時にＺ嬢と待ちあわせ東方文華酒店、古めかしさでは逸品、灰皿まであった！昇降機の改修を数カ月、お詫びにとＧ階のエレベータホールにてシャンペンのお振舞いをしていたのは粋なサービスだったが、恐れていた通り陳腐な昇降機を取り付けてしまい、黒地の大理石に金色というMandarinの基本調を完全に忘却して「ミサワホームの和洋折衷」調の昇降機となり残念、樓上のVongにて明るいうちからの晩餐、中華の文華とVongの間に位置するバー、かつてのCaviar Barの頃は携帯電話が鳴りでもすれば給仕が飛んできて「お静かに」と言づけられたのも昔、下品な音楽に下品な客が煩く携帯電話は鳴りっ放し、そればかりかこのバーはVongと継体にして、バーが混むにつれ五月蝿くVongも食事に耐えぬほどで残念。Vongの料理じたいは今いち判らぬ東西折衷、同じコンセプトでも半島酒店のFelixのほうが格段に真っ当。ChileのMarco Felluga1998。市大會堂にてMcCoy Tynerのトリオ、ベースがAvery Sherp、ドラムがAaron Scott、マッコイ＝タイナーはもはや無形文化財にして評価の域にないが、ベースのSherp君はいいっ、Scott君はTorioという形態を忘れて叩きすぎ。