三月二十四日(土)三島由紀夫『文章読本』読む。なるほど……という感想のみ。『鏡子の家』と同じ時期に書かれていたと思うと納得。噂の真相の広告にて『奥平天皇を撃て』『ゆきゆきて神軍』の神軍平等兵奥平謙三が13年8ヶ月の禁固刑を経て出所し77歳7ヶ月にて『神様の愛い奴』なるドキュメンタリーが下北沢にて公開されるを知る。フルトヴェングラー&ウィーンフィルでバッハのマタイ受難曲、ピンクフロイドのザ・ウォールの次に聴いたのだが、これこそプログレなのである。カザルスでベートーヴェンのチェロソナタ全曲、ホロヴィッツでユージン=オーマンディ&ニューヨークフィルでラフマニノフのピアノ協奏曲3番とピアノソナタ2番(これは神業)、ピンクフロイドのザ・ウォールのフィルムをおとしたVCDと同じくピンクフロイドの72年のポンペイ遺跡コンサートVCD。かなり濃い目のブツばかり銅鑼湾のHMWにて購う。銅鑼湾の樂製亀苓膏(という商品名のような店名)、店の外観からして亀の甲羅の内側はこういう感じかと想像しとうな店なのだが何度も通っていて初めて入り亀ゼリー食す、かなり本格的、いつも客はいないがやっていけてるから不思議な店。帰宅して、豪州はJacob's Creekの発泡酒にて盛岡のS嬢が先月持参してくれた牛舌の薫製を頂く。