2001-03-22 ■ 三月二十二日(木)谷崎潤一郎『文章読本』、文章読本では基礎本の如き存在なれど既に60年経つ中で一般論なり国語の教科書にまで書かれていそうな内容、そういう意味では新鮮味には欠けるが、志賀直哉の文章の分析なり、日本語には源氏物語的な日本語と非源氏(平氏か……笑)があるといった論折など面白いもの。A氏より金庸の『書剣恩仇録』4巻借りる。