富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

野党の追及は「ゲスの勘ぐり」と高村

fookpaktsuen2017-06-16

農暦五月二十二日。雨。晋三の所為で腰痛癒えず。加計問題は文科省は大臣までが謝罪したが晋三の政府はすべて内閣府、国土省、文科省らの役人がかつてにやつたこととシラを切つたまゝで幕切れ。官僚も官邸に人事権握られては憎むにも声に出せぬ奴隷性。もはや期待できるのは晋三独裁に対する自民党内の腐っても鯛の自浄作用のみ。どうにか晋三政権をご臨終に追ひこみ残るは「晋三による改憲」阻止。「もりかけ疑惑」でしばらく話題から遠ざけられてゐたが日銀の赤字化も今後大きく取り上げられるべき。それにしても本当にひどい世相になつてしまつた。

といふ記事を見て「すわ、何事」と思つたらシンガポールでリー=シェンロン首相の弟妹「兄への信頼失ったと表明」で同国民航局長務める弟は出国だといふ(ロイター)。長兄シェンロンが息子への禅譲を企図し王朝化のやうな動きに弟夫婦と妹はその長兄の意図に反すれば追はれる身と。〈マクベス〉のやうな芝居にならないかしら。それにしても正恩による正男さん兄殺しぢゃないが「明るい北朝鮮」とはよく言つたもの。