農暦五月二十一日。雨。本日、文科相が加計疑惑で再調査発表の予定が読売新聞が朝刊で内容につき先行報道（こちら）。
さすが自民党党紙だけあつて発表時のインパクト軽減狙ひ。発表された文科省の再調査では内閣府からの明らかな動きがマスコミが報道してゐた内容以上に顕はになつたが萩生田は「修正の指示を出したことはなく文科省が公表したメールの内容は事実に反する。違和感を感じている」と非難。アタシが政治家ならポスト晋三での処世術も考えるが萩生田骨の髄まで晋三命。官房長官・菅は「怪文書」発言撤回せず「言葉の独り歩き残念」とまでコメント。官房長官の独り歩きならぬ独り語りに呆れて言葉もなし。主義主張別にして単なる「嘘つき」な晋三、菅と萩生田。
▼昨日共謀罪法成立。晋三曰く「国民の生命、財産を守るために適切に効果的に運用していきたい」と（毎日新聞）。 適切に運用も「国民の生命、財産を守るため」がどう「効果的に」大義名分に使われるか。共謀罪が必要といふ主張もけしてわからないわけではないが、かうした国会軽視での自民党らの横暴が断じて許せぬ。政府与党は盛んに「何もしなければやましいことはない、危険など及ばない」といふが、つまりは「何もしてはいけない」だろ。
