富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

ほぼ日手帳

辰年七月廿九日。気温摂氏25.1/32.1度。曇時々雨(5.5mm)。台風10号は伊勢沖で熱帯気圧になつた。

本日「ほぼ日」の来年用手帳の発売開始。アタシは2021年から「ほぼ日」の週間手帳weeksを使つてゐて2022年は近江屋洋菓子店、2023年は対柳居画譜で菓子吹寄せ、今年はLIBERTY FABRICS(LF)の花柄と乙女テイストに。来年もLFの花柄を選んでゐた。かなり几帳面な方であるし手帳には細々と綴るのが好きで9月ともなると、もう来年のことが三つ四つと出てくる。この手帳にしよう、と選んだら、それが売り切れたりすると癪でもある。

今日の午前11時に手帳ラインナップ - ほぼ日手帳 2025でネット発売始まつて希望商品がカートには入りログインもできるが決算できず。昼前に近くのデパート(京成)のLoftに行つたら「ほぼ日」の売り場があつて既にいくつかの手帳は売り切れてゐてFBは数冊でも入荷があつたのかなかつたのかわからない。売り場ではお気に入りのアイテムなどごっそり買ひ物カゴに入れた「ほぼ日」っぽい女性二人が「ほぼ日」談義に夢中になつてゐた。コミケの会場のやう。午後になつたらネットサイトで決済に進めた。AmazonPayでの支払ひしたのが良かつたのか……少しは混雑が収まつたやう。

みんなの使い方 - ほぼ日手帳の使い方

こんなのを見てゐると「ほぼ日」を使つてゐるだけで毎日が何だか「スプーン一杯の幸せ」のやうな充実感が見てとれる。天気が良いだけでも、一杯の珈琲でも美味しいお酒をバーで飲むだけでも何かさういふ小さな幸せ感があることは悪いことではないが「ほぼ日」の場合「イトイさんの描くイメージ世界のなかに幸せが完結してゐるのが何だか厭な感じ」だといふ人も少なくない。それも何となくわかる気がする。

▼昨日、クレジットカード(AE)の当月ステートメントを見てゐたら米国のCANVAなるグラフィックデザインのオンラインツールとニューバランス運動靴店(日本)より見当のつかぬ請求あり。前者はUSD20で請求番号から確認したら第三者のメールアドレスでアタシのクレジットカード支払ひが紐付けされてゐて後者は29,800円の通販でAmex香港に確認したところ実際には4回の支払ひ操作があつて4回目でセキュリティーコードが通つてしまつたさう。前者は自分でCANVAに連絡して不法利用を報告の上、毎月のその支払ひを止めること、これまでの支払ひ全額を返済するやうに求めAEでもこの請求が今後発生した場合にブロックするやう手配(先日はDropboxで同様の事故あり)。後者は通販で今後他のどこで不正アクセスされるかわからないためカードの新規発行を提案され当方了解。この手続きはアプリからAmex香港に電話したため通話料金(IDD)は当方負担なし、カードの送付は香港から出先へといふ扱ひで送り先住所をメールでの確認で数日内に届くやうに手配してくれスマホApple Payは自動的に新しいカード情報になつてゐた。今更この程度のネット上の信用卡の悪事にいち/\驚いてゐられないの鴨。少なくとも信用会社はきちんとした対応をしてくれる……だがあくまで利用者が毎月のステートメントなどきちんと見てゐて、のこと。Amexの場合はスマホのアプリで直近の個別のtransactionに対して不審に思つたら個別にすぐさま「これ危ない」と信号を送ることができるやうになつてゐた。