富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

みどりの日


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香港の若者にHK$10万(140万円)あれば深圳で創業できると「内地の夢」を説く大公報。いくら水は甘いと誘致しても香港の彼らの中共不振はさう簡単に解消されるはずもない。下手したら一世代くらゐかゝるのではないかしら。(蘋果日報)香港の公共放送RTHKが利君雅記者の契約更新せず事実上の雇用解約。香港市役所高官の記者会見で理路騒然と歯に衣をきせぬ発言で小役人をタジタジとさせる彼女は南亞末裔ながらの流暢な広東語。香港の逆権運動で華々しい活躍をしたが中共的には社会の安定化を害する不良分子。日本でいへば東京新聞が政府の圧力に屈して望月記者を解雇するやうなもの。

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昨日の憲法記念日で全国憲法研究会のシンポヂウムで蟻川先生が講演の「跋」で木村草太先生が鎌倉での憲法講演会に招かれようとしたところ憲法学者は9条の話をするので政治的になる、といふ理由から鎌倉市が草太先生の招聘拒んだといふことに言及してゐたが、その草太先生の憲法記念日におけるコメントが朝日新聞に出てゐた。更に詳しいインタビューはこちら

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非常に常識的な解釈だと思ふのだが、かうした発言をする憲法学者ですら反政府的で好ましくない人物とされてしまふ。現政権や讀賣産経といつた御用マスコミにとつて困るのはコロナ対策での人々の外出制限など憲法の規制などなく法律でできるといはれてしまふことなのだらう。脆弱化した自民党政府が新型コロナウイルス感染をとにかく上手に使つて政府権力を強固なものにしとうと躍起(彼らはそれで国家の安定と信じてゐる)のだから憲法学者に冷静にかういふことをいはれると困る。しかも国立だの公立の大学でこんな連中の地位や待遇を保障してゐることが面白くない。
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幼いころ『ぐりとぐら』の絵本が大好きで繰り返し読んでゐた。戦後ももうパンケーキに飢える世代ではなかつたが美味しそうで動物たちがみんな集まつて楽しく食べてゐる光景がとてもすてきだつた。子どもは大人以上に動物の弱肉強食や食物連鎖に強い衝撃を受けてゐるから、この『ぐりぐら』の光景なんて肉食動物のライオンやヒョウやオオカミが、いつもなら自分たちの獲物となる草食動物や小動物と一緒に仲良くなんてウソだとわかつてはゐるのだけど。それでもこれが羨ましかつた。

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はじめて「ひたちなか」にあるジョイフル本田とか巨大商業施設のあるところに出かけてみた。東側の緑地はひたちなか海浜公園でかつての陸軍水戸飛行場で進駐軍の射爆場。こゝに来れば欲しいものがユニクロや無印から東急ハンズみたいな細々したものまで何でもあつて食事から映画まで1日過ごせるわけで週末には駐車場に入るのも大変と聞いてゐて帰省しても一度も近づきもしなかつたが今では、これほど大規模ではないが郊外商業施設がいくらでもあつてコロナもあつてか祝日でも余裕。この商業施設をちら見するつもりで出かけたのだが、さういへばあれも、これもで生活必需品の買ひ物。お昼にこのエリアを出ると好天の祝日とあつては海浜公園もかなりの人出。ちょっとドライブでもしようかと阿字ヶ浦から磯浜と太平洋岸に出て、このあたりはけして道路が渋滞するでもなく磯浜から白亜紀あたりになると岩場で潮干狩りの家族連れ。宇都宮とか前橋のナンバーもちらほら。それがそこから南に那珂湊漁港の方に走ると大変な渋滞。自動車ナンバーも大宮・川口・熊谷・所沢・川越・春日部・越谷・柏・松戸・群馬・高崎・前橋・宇都宮・長野!……と他県ナンバーが地元に対して3:7くらゐの大勢。海がない内陸地区からならわかるが相模とか湘南とか海があるのになぜわざ/\茨城へと、それほど全国最低だつた魅力度が今では高いのかとあばらかべっそん。感染防止で大型連休でも県を跨いだ外出は自粛を!と呼びかけても自分が死ぬわけでもない新型コロナでの悶々とした生活はもう耐へきれません、でなのか、この遠出。


 アタシらも一瞬、那珂湊漁港周辺に入つてしまつたが漁港から慌てゝ迂回して水戸へと戻らうとするが午後になつても大洗、那珂湊に向かふ道路はかなりの渋滞で逆方向もすでに混雑が始まり、そこは地元で田植ゑのはじまつた田んぼのなかの農業道路を抜けて水戸へと戻る。今でも稲作では祖父母に息子娘夫婦にその子どもまで大人たちの作業を手伝つての光景が何とも温かい。

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角ハイはニッカにあらず立夏なり

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夕方以降は各地から東京に向かふ高速道路の渋滞

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草森伸一『本が崩れる』を読んで愛煙の話で橋龍が出てきて久ヶ原T君とそこから無聊の物語りとなり橋龍夫人の凛々しいお姿を画像で見て神谷町(芝翫Ⅶ)の奥様に瓜二つ!といふ話になつた。いずれも賢夫人でやはりお人柄が外見に醸し出されてゐる。