富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

片山杜秀先生「クラシックの迷宮」

fookpaktsuen2014-06-14

農暦五月十七日。昨晩はカラオケに行つてからほとんど飲んでゐないので今朝は普通に早朝に目覚めたがカラオケの冷房がきつい下での仮寝で冷えて少し風邪気味。TBSラジオ永六輔の土曜ワイド聞いたら六輔さんの口跡が数年前よりだいぶよくなつてゐる。この老人は進化するのかしら。それにしてもゲストの北山修の話のまぁ自分勝手なこと、横柄、空回り……精神分析医といふのがます/\信じられなくなる。4日分の日剩綴る。中環からMTRで東涌に往きZ嬢と東涌碼頭から渡水船で大澳へ。港珠澳大橋の橋桁工事が粛々と進行中。強い日差し。白海豚(ピンクドルフィン)見かける。昼に大澳着。さっさと蓮香酒家で昼餉。此処で初めて海鮮を注文。二人で石班とか少しだけ食べる愉しみに最近目ざめる。猛暑のなか大澳の路地歩き猫を愛で石仔埗街の茶果財で糯米糍購ひ頬張る。泰記の銀蝦XO醤購ふ。熱中症になりさうな猛暑。14:30のバスで梅窩。15:30のフェリーで中環。Citysuperで食材購ふ。Godivaで誕生日月でチョコいたゞく。今日の朝日のオピニオン欄に出てゐた経済学の泰斗、Thomas Piketty博士が興味深い。1914年から70年代を例外として資本の集中と経済的不平等が続いてゐる。資本主義の下で不平等が縮小するかのように見えたのは二度の大戦と世界恐慌がもたらした偶然に過ぎない、と。トマ博士の“Le Capital au XXIe siècle”は英訳の“Capital in the Twenty-First Century”が出てゐるのをHK Book Store で見つけて購ふ。いつ読むつもりなのかしら。晩に自宅で冷やし中華飰す。何故か連日のやうに食後の記憶おぼろげ。たゞ噂には聞いてゐたがNHK-FM片山杜秀先生の「クラシックの迷宮」(こちら)初めて聴いて、特集は「雨」、こんなノリだつたのか……とかなり強烈な印象受ける。
▼蘋果の蘋論、李怡「「愛國」是中共實施權大於法的符咒」一読に値す(こちら)。
白皮書的發表,讓香港市民認識到:1,中共視《基本法》如廢紙的權大於法的人治本質;2,它粉碎了想要同中共講講道理、講講法律的溫和民主派的美夢;3,梁振英自爆他知道「白皮書是經過一年時間的籌劃、撰寫」,而他也熟背如流地說出白皮書重點,說明他不僅事前知道甚而還可能參與草擬;至少,白皮書是因應他的上台而提出來的。他是徹頭徹尾的中共奴才。
但し「認識到這幾點,香港市民若不想做奴隸或奴才,也不管你憎惡誰懷疑誰鄙夷誰,就一起行動吧。」の行動の結果、更に最悪の状況に陥ること間違ひないことのジレンマ。

Capital in the Twenty-First Century

Capital in the Twenty-First Century