富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

十月二十日(土)快晴。学者と呼ぶのもおこがましき御用学者・加藤寛が『日本経済の再生は近い』とまた節操なきオベンチャラ、加藤にこれしか芸がないのは当然のこと故いちいちメクジラ立てるもおこがましき事ながらこの拙書を出版したるは勁草書房、もう少し理性のある出版社と思っていたが愕然とす。海岸にて新聞雑誌の類乱読し明日の競馬の予想。二度も馬主C氏に招待されしDashing Winner が明日これまで未勝の沙田の芝で1,600mに出走。夕方ジム。一旦帰宅してランニングクラブ月例会にて中環は擺花街(ちなみに花を擺(ひら)くと艶っぽい街の名は戦前までこの界隈が花街にて殊に擺花街は日本人の娼妓多く置屋料理屋の類が軒を並べた処)のSiam Cafe。下駄を穿いて階段道を下り粗呆区に参上す。北京マラソン終わりトレイルウォーカーを前に多いに盛り上がる。二次会の誘いを辞退し早々に帰宅。月刊東京人読む。