癸卯年五月廿四日。初伏。気温摂氏23.0/33.9度。晴。
知己の女性ご妊娠で英国に戻り出産予定。旦那が日本人で英国で必要な結婚証明、家族証明など日本の住民票から公的な英訳が必要なので何うすれば良いかしら？と相談あり書類を全て英国に持ち帰り倫敦のJapanese Embassyか愛丁堡の総領事館に書類持ち込み英訳依頼するのが宜しいと伝へる。英国にある日本の在外公館であるからHPでも英語で情報があるかと思ひ見てみると……
Visa / Certificate | Embassy of Japan in the UK
こちらの日本語の公的文書の英訳にあるのは運転免許証の英訳のみ。
Certified Translation of Japanese Driving Licence | Embassy of Japan in the UK
マヂですか？結婚証明とかもう在外公館で英訳等するサーヴィスがなくなつたのか？と焦る。だが日本語のサイトで見てみると
証明 | 在英国日本国大使館
には婚姻証明などあるではないか。
婚姻証明 | 在英国日本国大使館
日本語だと情報が多く英語だと少ないのは市役所のHPなどで珍しくもないしコンビニの多機能端末でもさうした制限があると聞いたこともある。但しセブン銀行AMTは英語でも中国語でもフランス語でもきちんと日本語と同じ機能があつた。それにしても英国の日本の在外公館でこれはあまりに貧弱すぎはしないか。
ところで国立劇場のHPでも「さよなら国立劇場」の文楽公演だとか「あぜくら会」の先行発売で発売日午前10時に混雑でログインできないとき「English」選擇するとログインできるのである。これ幸ひと喜んだところで公式HPの英語サイトには「あぜくら会」会員認識する機能がない。よつて先行発売に参加できず。一般発売でも座席指定など日本語HPにはある機能が使へない。これもおかしなこと。
横綱照ノ富士が昨日（二日目）の錦木戦に続き本日も翔猿に連敗。あんな投げられ方を二日も続けて見せてしまつては、もう休場だらう。それにしても名古屋場所のテレビ中継を眺めてゐると土俵たまりの客が足を投げ出してゐたりが目立つて気になる。名古屋の観客の動きで驚いたのは昨日、熱戦の末の横綱の黒星に座布団が舞ふなか土俵たまりの女性客が飛んでくる座布団に怯え（或いは怯えてみせて）キャーッと座席を立つて退避したのが花道で錦木に金星与へた黒星で焦燥とした表情で花道を戻る照ノ富士を写さうと狙ふテレビカメラに向かひ走つてきて大写し。思ひつきり横綱に被つてしまつた。こんな放送事故もさすが名古屋である。
