元旦遊行で昨夕からの鎮圧で暴警は銅鑼湾を中心に464人を身柄拘束し287人逮捕。「暴君林鄭下地獄」と書かれた十字架もつた男性が林鄭亭主そっくりと話題に。
昼間は何十万人といふ人出の抗議デモで、そこに夜になると道路渋滞に見えるのは全て警察車両。
政府が昨日、政府HPに載せた「元旦遊行大致順暢有序」は今朝になつても「いいね!」の1つもついてゐないとは。
昨日のデモで特質すべきことは反送中でおよそ40もの各種業種別労働組合が成立し、それがこのデモで市民に対して新規加入を訴へる。従前の労組は親中左翼団体によるもので今では建制派。それに対して泛民主派で今後のゼネスト貫徹がため。会計士や製薬、医療機器、舞台芸術やホテル業など、これまでの製造業や港湾といつた業種より専門職の業種別が目立ち医療管理局下の公立病院も職員組合設立の動きあり。MTRも管理層の反修例対応に懐疑的な職員が新労組結成で政府内にも同じやうな動きが。ないのは香港警察くらゐか。
中環にて昨日の元旦デモ鎮圧反発で「和你 Lunch」に何か起きるのを虎視眈眈と待つ暴警。
▼Aeonのセルフレジがまた進化。これまではスマホのアプリで商品のバーコード読んでレジ手前でアプリで合計したQRコードをレジに読みとらせて支払いだつたのが今度は合計した段階でアプリ内でAlipayとかで支払いを済ませてレジでは支払い済みのバーコードからレシート印字するだけになつてゐた。従前のレジに比べたらインチキなどいくらでもできる。それでもこれに進化なのは大部分が良識ある顧客といふ信用が前提でインチキによるロスとレジ店員人件費のコストではロスのほうが小さいといふことか。そしてちゃんと監視はされてゐるのだらうから。
晩に九龍湾。「古香鶏」廃業で露頭に迷つてゐたが近くの富怡粉麺といふ食堂の牛腩河(或いは麺)がイケると知己から聞いて寄つてみる。街路に面した厨房で煮る牛腩は一見して脂っこそうで、これは牛腩飯のほうが美味いと思ひ、さうしたら美味至極。
▼蘋果日報の4コマ漫画。林鄭が亭主に「なんで歌わなかったの?」と問ふのは12月の澳門返還20周年記念式典で林鄭亭主がただ一人〈歌唱祖国〉で呆然と佇んでゐたこと。「喉が痛かったんだ」と亭主。「それじゃなんで手拍子は?」に亭主は「ズボンのチャックが開いてゝ手で真ん中を押さへててたんだ」。「もういいわ、もう来年よね、あなたの来年の願ひは?」と林鄭が尋ねると旦那は「これからも喉が痛くてズボンのチャックが開いたまゝでありますように」……といふ話。亭主の「真ん中を押さへてたんだ」は「擋中央」でこれは「党中央」にひっかけてある。
オリンピックイヤーの日本はゴーンのレバノン逃亡でとんだ幕開けとなつた。