六月廿七日(火)朝六時頃にギラギラとした朝焼けのなか突然の驟雨あり。晩に帰宅しBowmoreのアロマ恋しく一杯。続けてドライマティーニ飲もうとして大発見。オリーブが瓶のなかで数少なくなってくると瓶の汁中泳いでしまいなかなか楊枝に刺せぬ事かねがね悩みのたね。当然、バーなどで指でオリーブをつまみ楊枝指す場合もあるが、下品。さっと片手でオリーブだけ二つほど楊枝に刺してこそスマート。で大発見は簡単なことなのだが瓶中の汁をばオリーブが泳がぬ程度に捨てれば良し。捨てるのが勿体なければ別の瓶にでも空けて何か料理に使えばよろし。こんな簡単なことも気づかずに自宅で何年もドライマティーニを年に百杯の単位で飲んでいてとは……。明太子のパスタ。いぜん斎藤さんにいただいたメルシャンの日本の地ワインシリーズのうち福島県大沼郡新鶴のシャルドネ飲む。いただいておいてなんですが、これで950円?はHK$63で香港ではロクなテーブルワインも買えぬ値段。一口トマト頬張ってワインをごくり、と幸せな気分。ぼんやりとケーブルテレビで肥ママ(ママは「女」扁に旁が「馬」)が自宅台所収録の私家菜の料理番組眺めていたら(肥ママは先日、九龍城の清真牛肉館にて尊顔拝す)タカさんなる広東語堪能な日本人のオジサン出演して「好き」なものを「焼く」から「好き焼き」と大阪風すき焼の実演。呆気にとられるようなレシピのすき焼でお世辞にもとても美味そうには見えぬが肉などずいぶん硬くなったであろう、という程に焼き込んだ、だが野菜は生焼けの、そこになんと半茹でのうどんまで入れて……これぢゃ牛肉入り野菜炒めの焼うどん。うどんなどすき焼の最後に残った旨味の汁で少し食すものだが。海外でこうした奇妙キテレツなる日本料理が、とにかく日本人を番組に出して料理させればそれなりに出来るだろうという制作サイドのいい加減さで、日本なら絶対に通用せぬいい加減さ、で供される。このレシピで作ったら激不味っ、は覚悟。最近、この肥ママもそうだが、見ていて唖然とする素人が創作料理だのフュージョン料理だのといって自宅で勝手に作っているなら害もないがテレビの料理番組で披露してみせるから怖い。制作者も視聴者もその胡散臭さすらわからぬほど味覚音痴ばかりならいいのかも知れぬが。
http://www.mercian.co.jp/release/2004/0467.htm
▼午後三時すぎ香港電台のラジオ番組「公民社会」中の「天地博客」コーナーに陳方安生女史(陳太)出演し七一デモ参加表明に関して語る(こちら)。同時に同番組のブログに発言全面掲載あり。
今日係六月廿七日,我係陳方安生。
近日既熱門話題,係七一遊行。 我本人已經宣布我會參加,希望聯同抱有同感的市民,清晰表達我們對民主、普選的訴求。自從人大常委就住二零零七年,行政長官的選舉,以及二零零八立法會的?生釋法之後,繼而,特區政府的政改方案,因為缺乏原則性的建議、缺乏普選的時間表與及路線圖而遭否決後,行政長官已經表明,在他任?不會重提政改方案。
市民對民主的進展,感到非常無奈。
過去兩日,傳媒似乎將焦點,放在我個人的政治取向身上。我想強調,這不是我個人的show,民主是屬於大家。我們應該著眼的,就是如何團結社會各階層的人士,透過和平理性的方式,表達我們對民主對普選的心聲,從而?服特區政府和中央政府就政制改革,作出更積?的回應。
基本法賦予香港高度自治、港人治港,這是根據?小平先生,勇敢、偉大、高瞻的一國兩制構思。回歸初期,中央政府的確有履行基本法的承諾,但近年似乎障礙重重,令市民對中央失去信心。要挽回市民的信心,是需要特區政府和中央政府,採取更積極的行動。我們不要忘記,要有一個真正和諧、融洽的社會,有效管治香港,是需要建基於民主的。一個人,或者是少數人的心聲,並不能代表大?的期望,所以我好希望,所有熱愛民主普選的市民,能?七一齊齊上街,用行動表達我們對民主對普選的訴求。團結就是力量,請各位為香港的將來出一?力,七月一日,維園見。
陳太の発言の積極性も然ること乍ら香港のBBC標榜し公正正大なる中立的立場での報道には政府批判も当然という姿勢に中国政府だの親中派土共の間から横槍入る四面楚歌の香港電台も明らかに言論の自由という建前に陳太をば積極的に取り上げては更なる政府からの圧力も覚悟の上の自主自立の精神の表れか。これに呼応したかの如く北京より全国政治協商会議の賈慶林主席来港。民主派諸派や財界人など1949年の建国に協力した当時は理想主義的に親共的な知識人の集まり。中共は政協があることにより中国は共産党の一党独裁に非ずと宣う。で賈慶林主席の来港で本日はSir Donaldと三権の長(政務長官の肥許、財務の唐英年、司法の黄仁龍)雁首揃えわざわざ深?境界の落馬州までお出迎え。で湾仔のGrand Hyattまで大名行列して午後は天水圍の湿地公園見学……嗚呼、小学生の遠足並み。賈主席は陳太の民主派シフト意識してかどうか香港の安定と繁栄を語る。本来ものごと上手くゆけば陳太など政協の香港代表くらいに取りこめたはず。
▼昨夏より広東省佛山市にて「アジアのタングルウッド」目指し夏に各地の古典音楽の秀才集め中国広東国際音楽夏令営(Canton Int'l Summer Music Academy China)開催あり。Charles Dutoit(シャルル=デュトワ)が音楽監督。広東省はかなり真剣に取り組む。このジュニアオーケストラが七月末に香港でコンサート公演。デュトワの指揮でショスタコーヴィッチの5番。小僧たちがどれくらいこなせるか、が楽しみ。そしてMartha Argerichがピアノでベートーベンの協奏曲1番。「江戸で割ると」の勢いに憔悴しきった香港フィルよか凄い鴨。で本日チケット発売。猛暑に勇んでチケット購入に走ったZ嬢はTom LeeもUrbtixもコンサートチケット購入の長蛇の列に何事かと思えば人気DJコンビ軟硬天師の10年ぶりのコンサート七月末にあり本日チケット発売。二時間待ちで、その中国広東国際音楽夏令営楽団のチケット入手。