富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

癸卯年正月初一

恭囍發財。昨日のことだが水府の経済復興みとちゃんプレミアム商品券(こちら | 水戸商工会議所)(1万円で1.3万円の商品券で2セット手元に)があつて使用期限が今月末なので水戸芸術館のギャラリー参観のあと泉町仲通りで商品券使へるお好み焼きやに寄つたら土曜で休業で南町まで戻り某飲食店に寄る。一見の客と常連との「待遇差」は水戸で珍しくないが良い見世ではある。水戸の商法は(この食肆のことではないが)「いらっしゃい」ではなく「来たのけ?」で水戸弁では違和感ないのだらうが非-茨城弁ではかなり怖い。この見世では常連らしき客がプレミアムの日本酒・十四代をぐび/\飲みながら小料理から刺身、鍋まで平らげ、それで十四代が美味しいのか?と思ふが楽しさう。フィリピンに遊びセブだかボラカイだか「昔は静かだったけど今はもうチュウゴクジンが凄いらしいよぉ、もう土地買ってホテルやマンション建てゝ」で「あのとき買ってたら」「それにしてもチュウゴクジンってのは凄いね、もう」。つい聞き耳立てゝ話を聞いてゐるだけで酒(稲里)が随分とまはる。

朝日新聞社で『週刊朝日』に加へ月刊『Journalism』が3月号で廃刊。香港の時は日本の活字ジャーナリズムに飢ゑて、この『Journalism』を定期購読していた時期もあり。確か『世界』の購読を止めて、それは『世界』の内容が読まなくてもテイストがわかる気がしてしまつて、その時に「これだ!」と思はせる内容のジャーナリズム雑誌だつたから。Kindleで気軽に読めるのも良かつた。図書館でちら読みしてゐたが今月から最後3号はちゃんと読むことにする。