陰暦七月十六日。気温摂氏23.5/32.8度。台風８号の経路が関東で夕方、伊豆半島に上陸。午後イチで４度目のワクチン接種。昼前から天候崩れ何度か驟雨あり。県庁（福利厚生棟）にある大型接種会場に自動車で向かふ途中、ラーメンの〈エルビス〉もやつてゐたが通り越してしまつて県庁の手前で〈そば利〉がやつてゐて旧盆入りの土曜日で台風の悪天候とあつて人気店もさっと蕎麦（舞茸つけそば）頬張れた。ワクチン接種は受付で「おくすり手帳お持ちじゃないですか？」と尋ねられ「持ってきてゐない」と答へると「大丈夫です、忘れても」と言はれたので「おくすり手帳持参とどこかに書いてありました？」と尋ねたら「書いてはないんですけど」。だつたら「忘れた」ぢゃないだろ……全く。医師による問診を経てワクチン接種のブースに入つたら打ち手が書類を見て「あれ？、ちょっと待ってください」とブースを離れる。暫くして「この接種会場の運営側の責任者してゐる何某です」と職員が来て「この書類はワクチン接種後、住所のある水戸市役所に送るのですがご本人が接種を受けたといふことの証明になるので、こちらの署名にはお名前を書いていただきたいのですが」。出た！日本の署名欄に署名（サイン）すると楷書でお名前を書いてください。もう本人確認済んでゐるのに。「楷書で名前書くのだったら誰でも書けるけど」とぶつ／＼言ひながら「署名」すると職員は「すみません、お手数おかけして」。ワクチンを打つ看護婦？がこんなこと気づかなければ、といふ空気。受付から終了まで、まるで幼稚園のやうな扱ひ。大人としての判断に委ねられない子ども社会そのもの。
早晩に小学校時代の同窓会。親しい友人が何人か集まつたことはあつても同窓会と銘打ち開催されるのはこれが初めてださう。きちんとした同窓会を開くのに今日は幹事役になれさうな人たちと近しい人たちだけの前哨戦で15人ほど集まる。数名は小学生のときの顔から面影もある。参加した人のうち３人はアタシが連絡をとつた人で数十年郷里を離れ香港に三十年以上ゐたのに何故に連絡がついたと驚かれる。品川Ｔ君はこの会のため台風のなか水戸滞在２時間余の往復。台風の心配もあり今日は顔合せで早々に散会。明るいうちに帰宅。台風は千葉では豪雨となり鉄道も不通が相次いでゐたが水府は雨は17mmほどしか降らず常磐線も通常通りの運行。台風の目に入り晩遅く強い驟雨があつただけ。
香港は不法ゴミ投機での生活環境悪化に対して全市をあげてのゴミ減滅の運動ださう。かういふ運動を通して生活環境改善で市民の一体感を高めたいのだらう。
