陰暦正月十五日。元宵(ゲンセウ)。気温摂氏▲1.4/9.8度。晴。
小銭入れにいれてゐた陋宅の鍵が見当たらず。どこかで落としたやう。家人の鍵を借りてミスターミニッツでスペアキー作つたら税込み990円也。香港だつたらHKD5(75円)。香港の鍵は開かない時があるとか1か月で錆びるわけではない。
郵便局に寄れば郵貯のATMは17時半で閉まつた直後だつた。コンビニのATMは動いてゐるが手数料が220円だか330円だかかゝる。
妹から陋宅のNURO光の契約更改の書類を受け取る。向かふに届いたのだがマンション名はこちらで郵便配達がよく届けてくれた。NURO光に電話すると(21時まで受け付け)前回の電話での確認後に先方で入力を間違へたさうでミスはミスとして致し方ないが、これを訂正するには一旦この契約を取り消して、また一からやり直さないいけないのだといふ。陋宅での器具取替への日時も決めてゐたが、それも一旦取り消し。システム上さうせざるを得ないと電話口の末端のスタッフは平謝り。一昨年の秋に引っ越ししてNURO光を敷いた時から実感するがソニーのNURO光といふ〈システム〉が存在して人々はその制約の中で末端の実働を強いられてゐる。映画〈未来世紀ブラジル〉みたいな世界が現実に近づいてゐるのかしら。
本日元宵。中国の伝統的な〈元宵〉の謂れや習慣を子どもたちに家庭で教へることが大切で、それが国史教育の良い取っ掛かりになると専門家。伝統や習慣はあくまで伝統や習慣。国史が中共の場合、中共に都合の良い党史。元宵を何う愛党愛国に活かすつもりかしら。
尊子漫画(明報)古呂奈でもはや瀕死の重体である飲食業に防疫で食塩水の点滴くばる香港市役所。これで症状が回復するはずもない。