富柏村香港日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴る日剩でござゐます

香港国安警察トップ エロ按摩で現行犯逮捕www


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大公報は反政府運動組織「民陣」に終末の日は近いと宣ひ警察トップが(国安法による)法の執行も排除せず、といふ強気の姿勢を1面にしてみせたが蘋果日報1面が今日の第2版で急きょ1面 トップに差し込んだのが香港警察醜聞。今日のSCMPの特ダネで違法エロ按摩ガサ入れで店の妓と客を現行犯で逮捕したところ客の一人が香港警察国安処トップの蔡某だつたといふ椿事。お見事。

この国安執行部署トップはすでに停職扱ひでエロ按摩醜聞は調査中の由。反政府運動摘発で泣く子も黙る国安の公安警察としての怖さだつたがトップが淫買で現行犯逮捕とは何とも情けない話。中共にありがちなトップの収賄や淫行で香港警察もその顰に倣ふか。香港警察にとつては将来の警察トップ候補のエリートによる醜聞で国安トップの「あつてはならない」お粗末。よくこれを揉み消さなかつたもの。かりに隠蔽してもガサ入れの警官まで完ぺきに口封じは無理、と判断か。それにしても、このスクープが蘋果日報ならさもありなむだが警察の内部情報でウラをとつて特ダネにしたのはSCMP紙。当然これは中央政府には睨まれる報道でSCMPがアリババのジャック=マー氏資本だと思ふと、ぞくぞくするほどかなりの政治的背景もあるところだらう。政治に醜聞が絡むと本当に面白いことになる。それにしても国安警察トップといつたら香港で林鄭と警察トップ鄧某の次に憎まれる立場。やはり脇を固くすることが大切で、なぜにこのタイミングでエロ按摩なのか。警察トップ鄧某も厭々ながら記者会見に応じて帽子深々とかぶり頭を傾げ大きなマスクで表情隠し記者から「でガサ入れしたら蔡某は本番までやっていたのか」なんて質問に応じるハメに。昨年7月の国安法施行からの暗い日々で、この椿事はまさに溜飲が下る思ひ。

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日本がどんどん「ダメな国」で三流国家に見えてくる日々。10年前の311で未曽有の災害に毅然と立ち向かひ社会混乱もなく、その慎ましやかな姿勢は世界中から賞賛を受けた、あの国が。 あゝした対応を個々がすることは、実はそれしか国家装置の無策のなかで他に方法がなかつたからの無意識が為した業なのかもしれない。

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Crepúsculo como la película "El espíritu de la colmena" dirigida por Víctor Erice Aras(ヴィクトル=エリセ監督の映画〈ミツバチのささやき〉のやうな黄昏。照明で明るくされた部屋は恥ずかしくて苦手。

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Éloge de l'ombre

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竹本の葵太夫師が呟板で見台の総角(あげまき)結びをきちんとされた画像を上げてをられて手許にあつた帯紐(上野道明謹製)で少し練習してみる。これも随分と面白さうな世界。

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あたしにとつてのみすゞ書房は何よりレヴィ『野生の思考』で好きなロラン=バルトで『テキストの快楽』、『零度のエクリチュール』や『モードの体系』を読んで今でも大切な書籍が何冊もある。そのなかでやはり1冊となるとフランクル『夜と霧』となる。