遠出先で郵便局に風景印があれば自分宛にハガキが出せるやうに切手を貼つたハガキを持参するやうにしてゐるが京都の中央郵便局からハガキを出さうと思つたら手許にあるハガキに貼つてあつた記念切手は「名鉄」特急であつた……。まぁもう仕方がない。
京都の中央局の職員からはあらかじめ用意の説明書きを見せられ風景印の押し方には職員の個人差があり送り手の意向通りにならなくても致し方ないこと、不満でも返金等には応じられないこと、職員以外の押印はできないこと、など書かれてをり、それに同意するやう確認させられた。じつは、かうした旅先で自分宛にハガキを送る趣味の人は少なくないやうで今日々内省的なヒトが多いからこんなハガキ商品あり。わたしだより 販売郵便局 一覧 これも大変興味あるがなにせ手許に大量の絵葉書があるので、それを先づは使はないといけない。
松屋常磐の「松風」をほうじ茶のお菓子に。なんて幸せ。それにしても、こんな素朴なお菓子が、と思ふけれども操業は江戸初の承応年間で店前でお逢ひしたご当主は十六代目。弟子も置かず分店もなく一子相伝。大したものである。
