昨日の抗議活動の「暴乱」を実に活きいきと伝へる大公報。蘋果日報が叱つてゐるのは紅磡で警官が抗議活動で胡椒スプレーかけないでくれと乞ふ老婆を突き飛ばしてまでの暴力。これを香港警察は今日の定例記者会見で「承認雙方有身體接觸」と宣つた。
確かに抗議中に老婆が警官に背後から手をかけ、それで逃げた時に警察が力づくで押し倒したのだから「双方に」身体接触あつたのは事実だが誰が見ても警察の暴力。警察はこの警官の行動を「理想的ではない」とするが暴動鎮圧の現場での瞬時のことで致し方ないで済ます。何といふ横暴か。一切の瑕疵を認めず、かういふ適当な言ひ訳ばかりだから信用も墜落。まさに「地獄に落ちろ」である。新任のタカ派の警察トップは
市民縱容示威者暴力,「對暴力盲撐,反而令到示威人士暴力升級,𠵱家掟汽油彈」。把警隊民望低迷歸咎於「假新聞」惡意抹黑及煽動仇警情緒。對於各方要求政府成立獨立調查委員會,他認為委員會若淪為針對警隊的工具,對警隊是不公義。
と開き直つてみせる。この警察に林鄭は何もできない。
鰂魚涌の太古坊。香港で外でビアフェスには最低気温摂氏15度は寒すぎる。平日の夕方で誰も啤酒なんて飲まない。凍えたスタッフが不憫で祝儀に小瓶の啤酒購つて帰る。お勧めは珈琲前だとかシトラス系のクラフトビールなのだが酒党のアタシにはそんなものは飲めないのでオリジナルのラガー。それを買つてきても寒くて啤酒気分ぢゃないので氷なしのハイボール。シュウェップスの炭酸は舌に辛くて好きぢゃないが、この細罐は角のオリジナルグラスでハイボール作るのに丁度適量で重宝。
米国が香港法通したことで中共は米海軍艦の香港寄港拒否。これからいくつ報復措置とるか。米国では早くも香港で人権・民主主義に圧力かける「主犯」級の名が上がる。林鄭、倫敦から戻らぬ律政司の鄭若驊、保安局長の李家超、警察の弱腰・前トップとタカ派現職にレジーナ葉劉。彼ら自身と家族も米国では罪人扱ひに。
律政司の鄭若驊は倫敦で香港暴動活動家に襲撃され腕を骨折と騒ぎ倫敦警察はこれを“not so serious”と相手にもせぬが本人は治療と休養が必要と香港に戻らない。司法トップの不在に建制派からも非難の声あり。
5千人の立件、起訴から裁判まで具体的に何うするのか?といふ疑問は 当然。5,000 被捕者的命運ㅤ政府造成的司法災難 | 吳靄儀 | 立場新聞 民主派も警察に囚われた抗議方の法律的支援のため基金も設け人道派弁護士も協力する姿勢だが想定外の人数で民事となつた場合の裁判費用など資金はいくらあつても足りない。
▼明報に載つた趙永佳先生の「『檢討深層次矛盾』不提政治無助解困」が興味深い。反送中について〈暴徒論〉と〈深層矛盾論〉の見方あり。暴徒論は 簡単なパラドクスだが深層矛盾論を左派紙が早くから論究で林鄭に比べ中央政府のこれについての理解は深い。さまざまな問題があるなか経済回復や民生改善で香港の状況が回復しないことは明らか。搬送中以前からあつた深層矛盾に、この反送中以降の未解決の問題が重なり「更なる深層矛盾」となつてをり 政治的見直し抜きには何も解決せぬ、と。
必須再次強調,社會運動的訴求是在特定的社會條件下才會出現。在目下的香港,相信不少人都會認為,所謂社會經濟分配的深層次矛盾,其實是受到「更深層次」矛盾的政治權力分配不均所主導。假若政府是真心希望解決房屋問題與做好青年工作,當然是一件好事。但現在政府拋出要檢討深層次矛盾,如果沒有包括、甚至突出政治制度方面的根源,只會令到抗爭者,甚至同情抗爭的「和理非」,覺得是「九唔搭八」,甚至是有意去轉移視線;不但無助解決問題,更可能火上加油。
▼香港等於間接成為中國的美元印鈔機,而且是一台年產高達1000億美元的印鈔機,可謂一本萬利。中美貿易年度差額約6000億美元,若關稅是25%,即每年所涉關稅約1500億美元;但單是香港印出來的美元年產量,已幾乎可對冲其大部分關稅。阿里巴巴在香港上市,除了因為上市前的股東結構,涉及雅虎、軟銀之類的外資,以及同股不同權的股權結構,同時也是完全符合國家利益的行為。假如沒有香港,中國怎樣有更簡單的方法,變出這批美元?(沈旭暉)
▼理工大学で「暴徒」かと身柄拘束され放免で帰国した日本人大学生のことが(かなり否定的に)話題になつてゐたが毎日新聞がきちんとこの大学生の意識を取材してゐる。
「政治的なこと言うな。観光だね」香港警察が「誘導」逮捕の日本人語る〈毎日新聞〉
香港の留置房に響く抵抗歌「逮捕の日本人が伝えたかった自由求める熱情」〈毎日新聞〉
観光目的と言へと警察が「誘導」とあるが警察が身柄拘束したものゝ立件起訴する意思がない場合、その容疑者が完全黙秘したり容疑を否認することで起訴せず釈放とするケースは政治案件に関わらず珍しくはない。
▼桜を見る会招待者名簿シュレッダー処理が共産党が名簿請求した「その日」まで遅れた理由に晋三は障害者枠雇用職員のシフトの関係まで理由に。ハンディキャップある職員でやる仕事「だから能率悪くて遅れる」と言つてゐるやうなもの。嘘通り越して偏見、差別なり。
▼改めて小嶋一浩さん哀悼……真田さんから城戸崎さんを通じて「香港で」小嶋先生にお会ひできたことが私にとつてどれほどの記憶遺産たることか。