富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

総括しないと次も負けるぜ(石破)

fookpaktsuen2017-07-03

農暦六月初十。都議選での自民党惨敗明けた朝、晋三は反省の言葉こそ並べるが、どうせ嘘ばかり。「政権発足時の初心に立ち返って」と晋三宣ふが、あの悪夢の二の舞いは二度と御免。朝日新聞世論調査安倍内閣支持率は前月に比べ41→38%、不支持は37→41%と逆転。小池都知事都ファの代表辞任で代表職を子飼ひの野田某*1禅譲。そして都民ファーストといふ不思議な巨大集団が、その勢ひが国政にも何らかの動き見せると思ふと、それはそれで「嫌な感じ」。数数多の政策。左派、市民派から極右までの自民党も驚く間口の広さ。ある面、大政翼賛会的。まぁ新党は5年と保たないのは維新だのみんなの党と同じで都ファとて「寄らば大樹の陰」ならぬ「寄らば小池のほとり」か。そのわが世の春の都知事が晩のNHKニュースウオッチ9に生中継で出演。これに有馬キャスター「昨日から綱渡りのスケジュールでお疲れのところ」と……そりゃ、分刻み、秒刻みだろ。
▼この5年の沈黙を経て自民党内がやたらワイワイガヤガヤ。石破、岸田は当然として党憲法改正推進本部長代行の船田元君曰く「自民案を押しつけることは国民の反発を受ける可能性がある。これまで以上に公明党や野党との対話を重視し丁寧に手続きを進める必要がある」と。今になつて思うと船田君が安保法制で憲法審に長谷部先生招聘も良心の呵責で意図的だつたのかしら? 石破先生は都知事選惨敗が「党本部は関係ないとはならない。負けたことを総括しないと次も負けるぜ」と。「ぜ」である、小林旭か、アンタは。


都新聞記者から晋三の「こんな人たちに負けるわけにはいかない」発言は有権者敵視、この発言に問題ないか?といふ質問に官房長官「全くあると思いません」。その理由は?に「ないからです」と名解答。そのあと執拗な質問に「あなたの主観に答える事は控える!」でかなり憮然。さすがのスガ公も二進も三進も行かず解答不能モード。

*1:野田数氏とは? 都民ファーストの会新代表は「日本国憲法は無効」の請願に賛成した過去 http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/03/kazusa-noda_n_17374158.html