農暦十月廿七日。中文大学の図書館カード紛失。再発行申請。午後、空港。戦前の香港で幼少時代8過した等々力N氏来港。お迎へ。4歳だかにおなりだが矍鑠としたもの。記憶力にも敬服。マンダリンオリエンタルホテルまで車でお送り。海景の客室で一泊5万円の由。黄昏にFCCでアールグレイ茶飲みながら書類整理。晩に炮台山の「自然や」。金融K嬢とZ嬢と愉しく日本酒。二十人近い団体客もゐるがキッチン人出不足でご亭主大忙し。
▼李嘉誠が六年ぶりとかで内地の南方都市報の独占取材受け中環、長江中心の総部、自らの弁公室に記者ら招き歓談の由。香港は人治は出来ず法治、と自らも行政長官選挙では支持せず、の測量梁への間接的な非難か、いずれにせよ人に頼らず法治主義は理想的。李嘉誠のオフィスにこれ見よがしにiPhone、iPad、MacBook並び李嘉誠蘋果電脳好きらしい……蘋果日報は嫌ひだらうが。
▼朝日新聞で小林よしのり氏の特定秘密保護法案に対するコメントが辛辣。
特定秘密保護法案は、安倍晋三首相のマッチョイズムの表れだ。中国や韓国が反日を強める中、軍事・経済的に強い国を目指す姿勢を示せば、国民はついてくると思っている。でも、それは長く政権にしがみつくための演技にもみえる。本当に「この国のため」と考えているのか。
保守派は「日本はスパイ天国だから秘密保護法が必要だ」と言う。しかし、3年前に尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突の映像を海上保安官が流出させた時、「よくやった」と喜んだでしょ。わしも喜びましたよ。公務員への罰則が強化されれば、あんなこともなくなる。「保守だから賛成」なんて言ってる場合じゃない。
社会問題を発言するわしにとって情報は命綱だ。イラク戦争では、大量破壊兵器がないと確信し、反対した。情報を得るために官僚に接触することもある。その時、特定秘密に触れれば、わしも逮捕されるんですか。言論人やジャーナリストが萎縮して、権力のウソを暴けなくなれば民主主義は成り立ちませんよ。
わしは国民も信じられない。国家の行く末を自分で判断するつもりなら、正しい情報が必要だ。なのに「一市民には関係ない」という政府の言い分を多くが信じている。
戦前の治安維持法は共産主義運動の規制が目的だったのに、無関係の人間が捕まって拷問を受けた。「戦前みたいにはならない」。みんな、タカをくくっていないか。
▼張綺霞「戰前銅鑼灣最大文學活動回憶」(昨日の信報、こちら)
說起北山詩社的成立,某程度上也是地產商人利希慎的「公關手段」,當年,為了吸引遊人前往利氏旗下的遊樂場,於是特地把渣甸山(後改名利園山,即今日利園的所在地)上一棟建築借予文人結集,好筯添噱頭。最近希慎旗下商場也如當年創辦者「欲以風雅為商業倡」,舉辦了多個與銅鑼灣歷史有關的展覽,名為《Lee Gardens經典舞臺源自1923》,總結了二十年代利希慎購山以來,銅鑼灣的歷史和文化變遷,當中自然少不了北山詩社的一段歷史。當年利希慎購置了渣甸山打算作發展用,本想把山夷平建樓房,卻無法與政府達成共識,最後只得重新規劃成遊樂場,更在1924年,把原作渣甸洋行二班行(副經理辦公室)的樓宇借予收藏家莫鶴鳴,給文人雅集之用,邀請文人先行到山中遊玩,吟詩作對,以收宣傳之效。
……今のHysan Placeが曾てこんな文人サロンがあつた場所とは。こゝに誠品書店が出来たのも偶然とはいへ面白いこと。