富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

結腸憩室症

fookpaktsuen2013-11-21

農暦十月十九日。朝の気温は摂氏18度くらゐ。肌寒い。夕方、養和病院。内視鏡検査されたS医師の診断受ける。結腸に「憩室」なるものが出来てゐる箇所がいくつかあり一応「結腸憩室症」*1といふ病名もあるが、それが通常は腫瘍になるわけでも癌の心配もなく人によつては無症状、人によつては化膿して痛みがあつたり出血したり、でアタシの場合はそれなりの量の出血が続き「ストレスや過労」もあるでせうね、とS医師。さうか、アタシの生活はあれでやはり過労とストレスなのだ、と独り自分を癒す気分。トラムで銅鑼湾に出てLeighton Centreにあるetc bordeauxといふ名の、あまりに気取った名だが、そのワイン商でCh. Larcis Ducasse購ふ。ハロンSさんがシンガポールの競馬で馬主O氏邸でとても美味しいサンテミリオンだと誉めてゐた酒。S氏飲んだのは07年だが2000年と2010年あつたので今回はぎりゝだらうが前者。The Lee Gardensで地主のHysanが利舞台(The Lee Theatre)など銅鑼湾変遷の展示あり参観。本当に今のHysan Placeのあつた所(そごう向かひ、旧三越香港店)のところに小高い山あり利園山道の名も頷くところ。銅鑼湾だけ注目しても香港の都市史は面白い。

シャトー・ラルシ・デュカス 2006

シャトー・ラルシ・デュカス 2006

*1:「有病率はなんと4割、内視鏡を受ける患者さんのうち約半数に認めるありふれた状態」と鵜川医師のブログから(こちら)。