富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

大前研一講演会に面喰らふ

fookpaktsuen2010-08-13

八月十三日(金)快晴。早晩に太古城ジャスコ大戸屋でトンカツ食し中環からAirportExpressで空港の先にあるAsiaWorldExpo(AWE)へ。この会議展覧中心への往復はAirportExpressで高い運賃の往復でかなはぬなぁと思つたが香港站でAWEでの催事の入場券等見せると往復HK$46だかの割引運賃になる。わざ/\AWEに出向ゐたのはDeep Purpleのライヴでもなく大前研一先生の講演会。信報が主催で信報読者相手に今後の世界とアジアの経済動向といつた話なのか、と思つたが「重説人生黄金律」なるタイトルが今ひとつ不明のまゝ足を運ぶ。その結果は下述のtwitter(呟板)に会場から呟ゐた通り。実はNu Skin*1の宣伝活動で六千人相手に大前先生が晩節に筑波のがまの油さながらの講釈垂れられる。もう20年近く前に平成維新だか宣はれてゐたのも懐かしいかぎり。あの独特のデザインの「大前シャツ」が実は香港のテーラーでオーダーメイドなのださう。銅鑼湾に寄りバーSでハイボール一杯飲み帰宅。
▼ちなみに翌日(十四日)の信報にはこの講演会の記事掲載されたが内容については

大前研一昨天在如新集團主辦、信報協辦的論壇上,向六千名參加者發表對全球經濟趨勢的看法,表示美國的就業、房地產問題及美元弱勢,將威脅美國的領導地位;中國房地產熾烈,亦令他關注中國經濟可能已形成泡沫,可能危及近年大力投資中國的全球投資者。長遠而言,若中國未能改善人口結構,將步上日本生產力下降而結束經濟傳奇的命運。談及有關香港的發展,大前指出,香港吸引到大量中國內地資金投資於股市及樓市,情況只屬短暫,若中央放𥿠管制使資金流向其他地區,香港經濟將未能持續發長。大前認為,長遠而言,香港須結合澳門深圳的優勢發展成一個集商務、生產及旅遊的區域。大前又引述外國例子如英國,表示成熟經濟體系難以成功實施最低工資而平衡經濟效益,香港亦將如此。

とまとめられ講演の後半が老化防止でNu Skinの宣伝に費やされたことについては言及なし。

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*1:アメリカ合衆国ユタ州を拠点とする、日用品・化粧品・栄養補助食品の開発製造・販売、およびインターネット関連事業を行っている企業で販売方法として連鎖販売取引を採用。:ウィキペディア