四月廿五日(日)気温は摂氏21度から26度の予報だが風もありジャケット着てゝ涼しいくらゐ。昼すぎ沙田競馬場。国際G1でThe Champion Mileは欧州氷島の火山噴火の影響でCat Junior見送り。2001年から香港馬の独壇場で今回の一番人気は自由好(Thumbs Up)だが重賞の雄、Moore厩である以外これといつた優秀もあたしには感じられず昨年十二月のCX HK Mile三着(優勝はGood Ba Ba)のFlellowshipから上がり調子のAble One、一月のClassic Mile優勝のBeauty Flash、香港馬ながら今季豪州でそれなりの調子のDao Daoに流すがAble OneからFellowship、Beautyflashといふ結果で連複はとれたが三連単をFellowshipを軸に流して「たられば」だがあと少し投資してFellowshipをバンカーマルチにしてゐればHK$3,840の配当。Moore調教師は次のQE II Cupが懇意の馬主W氏のCollectionがダントツ一番人気で今日は二連勝か、と思われ馬主W氏もレース前に自信満々。アタシもつひ「国際G1で口取りか」と内心少し浮かれたのも事実。Collectionは単勝1.5倍、副勝1.0倍でこの馬を軸に侮れぬViva Pataca、南非馬でドバイ国際二着のLizard's Desire、今季のダービー優勝馬Super Satinに流すがCollection奮はず脚に入れた三頭が軸馬除きVivat PatacaからLD、STと一〜三着でどうしやうもない。配当は三連単がHK$16,409也。二月末のGold Cup(地場G1)の帰りにCollectionの馬主W夫人に帰り自動車で送つてもらひ車内で「次はドバイかQE IIか」と話してゐたのに。それにしてもスタンレー=ホー氏のViva Pataca、2007年のこのQE IIで一着、翌年が三着で昨年が(今年も英国から参戦の)Presvisに次ぐ二着、それが復活とは恐るべし。スタンレー=ホー氏は療養中で第四夫人が先週末のマカオの再現のやうに表彰式の壇上に。国際G1の二戦とも惜しいところで取り逃す。ここまで予想はそれなりなのに残念。信州のT氏、ハロン斉藤さんと珍しく大圍。香港ジョッキークラブのプレスのホテルが湾仔(Renaissance Harbour View)から「大學の」のHyatt Regencyとなり、どうせなら地場でといふことで大圍。此処の知る人ぞ知る(銅鑼湾のバーSのM氏が知つてゐたのには驚いたが)張記国際洋酒で葡萄酒三本購ひ楓林小館。Louis Jadot Pouilly-Fuissé(何年?)で蝦と豆腐、名物の芋泥香酥鴨食しながら米国加州のRobert MondaviのCarmeros、Pinot Noir 07年。美味いね、さすが老舗、と炒麺頬張りつゝAmarone della ValpolicellaのGonte Giara 05年も美味いがこれに負けない炒麺が凄い。大圍は侮れず、と痛感。楓林小館は廿年、KCRの電車から眺めてゐて(ここ数年はホーム改築で直接見えないが)食したのは初めて。期待裏切らず。
▼先週末のFT紙のLunch with the FTがAi WeiWei氏(こちら)で先日の来港中に取材で食した場所は銅鑼湾のRegal HKの伊太利料理Zeffrinoであつた。
▼南條竹則氏の「中華美味紀行」(新潮新書)競馬の途中に読み終わり信州T氏に無理矢理贈呈。
- 作者: 南條竹則
- 出版社/メーカー: 新潮社
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富柏村写真画像 www.flickr.com/photos/48431806@N00/
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