二月廿二日(水)早晩に二日続けてバーY。パイプを一服とハイボール一杯。銅鑼湾の寿司翔太にてかつての仕事関係S氏主宰にて余の廿年の旧知U氏、S氏の友人お二人と某経済誌特派員氏で食す。S氏らお三方とかなり久々にバーY。畏友B氏おり真夜中にもう一軒。二度目だが名前知らずの「14階」。カウンターのなかのホステス嬢数名がかなり聡明。四川省出身だそうな。四川人があの内陸にありながら何故に外語に堪能となるのか、尋ねるが勿論それに名答ないが広東語、日本語、英語にあゝも堪能に而もかなり知的に物語りされてしまうとただ驚くばかり。
▼作家の福島次郎氏逝去。享年76歳。『三島由紀夫―剣と寒紅』の書き手。澁澤去り六代目歌右衛門、春日井健去る。先日読んだ三島本の作者は堂本正樹氏。最後に残るは美輪明宏先生か。