二月十八日(土)ご公務あり朝八時廿五分に鉄道にてHung Hom出で一路、広州。「九広通」の二階建て列車で一等車はHK$40高いだけでと思えばお値打ちの快適さ。昨晩三時間ほどしか寝ておらず、だが香港の新聞は広州到着前に読み捨て。広州東站に着けばホームで息が白き、気温は摂氏十度。香港より八度低し。広州東站からタクシーで本田自動車広州工場に近い某所ご訪問。夕方ご公務終わり市街に戻り雨空のなか海珠路のあたり路地を散策。廿数年前に広州に列車で香港から入り、この都市の広さわからずタカをくくり駅前からこの解放路をば大きなリュック背負って歩き始めその遠さに途方に暮れた炎天下のこと思い出す。晩に復た鉄道にて香港に戻る。青島麦酒(といっても深?にある朝日麦酒との合弁工場の産品)一缶飲み香港まで熟睡。