十二月十三日(月)快晴。バンコクからY氏来港。晩餐にI君誘ふが料理屋の場所I君わからぬと言い何処かで待ち合わせとなるが意図明らかにて晩まで待たずに飲もうといふ算段。Y氏も結局誘い早晩に銅鑼湾エクセルシオールホテル地下の酒場。ボディントン麦酒飲む。Z嬢来。最近評判の某日本料理店。創作料理多くメニュー見ると大変面白そうであるが偉大なる素人料理の域から出でておらず。それ以外の焼き物なども味にパンチも深みもなくあっさりはいいがそれぢゃ素材の旨みもなし。値段は一流。ぎんなんの串焼一本16ドルで小さな銀杏五粒あり一粒3ドルかと苦笑。高天原の宮崎の神楽酒造で「天孫光臨」なる「これでもか」な名の芋焼酎一本飲み前菜のつもりで注文のいくつかの料理食したのみで退散。Bar Seedに移る。バーボンでBooker's飲む。さすがに空腹感ありバーを出て珍しく三更に「ラーメンでも」といふ話になるが何故か北角の「函館」目指し(銅鑼湾にもラーメン屋数許多あれど酔客の発想不思議なもの)すでに閉店しており帰宅し即席ラーメン食す。