九月廿三日(木)快晴。ふだん野球など興味なき余もイチローの打撃と、午後七時まで労使交渉で合意に至り調印した古田氏が試合に九時すぎに9回代打で登場しヒット打ったことなど関心もたぬわけもなし。築地のHクンの話ではNHKの晩のニュースでは「スト回避」がトップニュースで古田会長の苦闘の日々だのファンの声まで紹介しながら遂に妥結内容を一言も報じず、と。「私鉄の労使交渉だって××円の賃上げで妥結くらいは言うだろうに」とH君。まあそのおかげでw「北朝鮮がミサイル発射か?」という扇情報道が3番目くらいで地味な扱いとか。ところで根来君がプロ野球コミッショナーから今度は生協など消費者団体が組織せし「消費者機構日本」を旗揚げし会長が根来君(こちら)。しかも彼が公正取引委員会委員長までしていたとは。H君曰く江沢民君辞任とて中国で独裁であれ一応は人治でもって独裁抑制の機能あり毛沢東も登β小平も生前のことはおいといても死ねばちゃんと抑止力として機能。それが何故この人がこうも法曹界の大物として丁重に扱われるか。しかもコミッショナー退陣表明の翌日の読売新聞は一面で単独インタビュー掲載。勝谷氏呆れて「この男は法曹界の大物らしいけど、裁判官が係争中の事件の被告と飯喰ってるようなもんじゃないですか。載せる方も載せられる方も感覚が麻痺してますよ」と。御意。そもそも読売は庶民の新聞標榜したはずが一千万の発行部数で「大衆迎合はいかんね」感覚。H君の指摘通りナベツネは小泉三世にはかなり批判的でポピュリズム政治はけしからんとか、それはそれで正論だが、今回の顛末では「庶民」「大衆」のニーズからの乖離甚だし。
▼東京都が「青少年の性行動について考える委員会」組織し性交渉についての年齢制限などを検討。朝日の報道によれば「性についての知識が十分でない時期の性交渉は危険が多い」ため委員からは「性交渉は中学生は絶対にだめ」といった意見も出る。性についての知識が十分である大人でも性交渉にには危険が多し。条例で規制すべきことなのか。ふと思い起こせば余は幼稚園の頃に所謂「お医者さんごっこ」で医者をマネて救急箱から消毒用アルコール出して脱脂綿で消毒していたことあり。今に思えば幼稚園児でじゅうぶんな知識であったか。