一月十九日(土)曇。一昨日より愚猫夜泣きあり昨晩は下が緩み嘔吐もあり今朝まで苦しそうに鳴き止まず朝イチ近所の掛り付けの北欧人獣医の診療所へ。これまでも尿道疾患があったが雄の成猫には多いらしくその場で管を差して尿道を開通させ点滴をうち今晩は診療所に泊めて尿道をきれいにする、と。午後尖沙咀にて藪用あり昼に唯一麺家にて炸菜肉絲麺。昼といってもかなり遅い時間にかなりの繁盛。尖沙咀で焼き栗の美味い心和號が厚福街の角にいて焼き栗購う。時節柄そろそろあまりいい栗もなし。晩にZ嬢と西村にて寿司。香港文化中心にて伊太利よりのRoberto Berteroのパイプオルガン。このコンサートホールもかなり訪れたがオルガンの演奏は初めて。十七世紀の作曲家不詳Hongroise、Italienne Saltarelle、La Courante du Royなる小曲が面白し。ただパイプオルガンとしては小屋の反響が悪くイマイチ重厚な響きなしか。