甲辰年十一月廿二日。摂氏1.4/10.7度。晴。有馬記念は本日引退記念であつたドウデュース(武豊)が一昨日出場取消。ドウデュースの有馬記念二連覇に期待かゝり、そこでアーバンシック(ルメール)選ぶはずだつたがドウデュースの取消でアーバンシック1番人気となるが3歳牝馬のレガレイラ(戸崎)が優勝。鼻差でシャフリエール(デムーロ)。5-10番人気が来たことになり馬連33,100円の高配当。3着に2番人気のダンノデサイル(横山典)でアタシはダンノ、4着ベラジオオペラ(横山和)と5着ジャスティンパレス(坂井)の3連単を当てたところでどうしようもない。先週のフューチュリティSのあと「有馬記念はレガライラが64年ぶりの3歳牝馬優勝でメイクドラマだな」と松戸I君にLINEしてゐたのに。それが有馬記念の出場馬を眺めてさすがに「レガライラはむずかしいな」と諦めてしまふとは。無念。
宇都宮O君に益子で再会の折にいたゞいた宇都宮酒造“四季桜”の“花宝”を飲む。純米大吟醸なんて普段飲むことはないのだけれど酒蔵が純米酒の良さを最大限に引き出したといふのは納得。
松嶋屋と高砂屋で二大看板か。それにしても何とも顔見世といふには賑はひに乏しい顔ぶれ。
平成18年(2006)は勘九郎が18代目勘三郎襲名披露で芝翫、藤十郎に仁左衛門が華を添へた。
平成22年(2010)は播磨屋が寺子屋の松王丸、忠臣蔵七段目で由良之助に藤十郎、仁左衛門、玉三郎とこれぞ顔見世。昭和となればさらにずらりと大幹部が勢揃ひしてゐた。
南座 (1987年12月)顔見世 - 歌舞伎公演データベース
歌右衛門、十三代目仁左衛門、羽左衛門、富十郎、先代團十郎、先代雀右衛門、三津五郎、我當、秀太郎、孝夫、菊五郎……今では想像を絶するほどの豪華配役なのだつた。