富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

尊富士新入幕初優勝

辰年二月十五日。涅槃會。気温摂氏0.8/16.8度。曇。家人母逝去で四十九日から1ヶ月程が過ぎて本日、巣鴨のお寺に納骨。水戸から家人と自動車で佐倉に向かひ家人の父をピックアップして東関道→首都高で湾岸→深川→C1→池袋→C2と走り新板橋で下りて白山通りを巣鴨へ。ふと気づいたら都内を自動車で走るなんて平成2年(1990)以来。それも首都高なんて慣れてゐないと怖いところだが何処でも路線図が頭に入つてゐるから走れないことはない。それよりお寺は染井霊園に隣接で今年は桜の開花はまだ先だが昨日が彼岸の明けなので今日の日曜日もまだ墓参の方少なからず。染井霊園横の自動車の幅ぎり/\の狭道のほうが歩行者、自転車とぎりぎりでよほど怖かつた。染井霊園には要所/\で警備員が立つて自動車と歩行者の誘導も慎重。家人母の本葬は佐倉の斎場でだつたので本日はお寺での法要をして納骨。お寺から豊島市場(東京都中央卸売市場豊島市場)の傍らを抜け白山通りを渡り巣鴨三浦屋といふすっぽん鍋など供す料理屋でお昼。すっぽんの唐揚げと雑炊。

f:id:fookpaktsuen:20240325094632j:image

とげぬき地蔵通り商店街がとんでもない混雑は日曜の上に4のつく日で縁日。白山通りの遠くない駐車場に昼食どきに駐車できただけでも御の字。復路は護国寺から首都高に入り箱崎JCTから7号線に入る方が混雑で往路と同じ湾岸へ。箱崎といへば成田エクスプレスも羽田の国際線もない昔は成田から香港に戻るのに箱崎のTCATからリムジンバス利用で室町砂場で最後に蕎麦を食べてから箱崎へ、がルートだつた頃も懐かしい。家人父は疫禍一度も佐倉から出てゐなかつたが元々、銀行員で日本橋、馬喰町などで若い頃から働いてゐたので首都高から日本橋界隈を眼下に眺め当時を懐かしんでおられた。佐倉まで送ると丁度、大相撲大阪場所千秋楽で尊富士が優勝をかけた一番もすぐなのでそれを観戦してから水府へと戻ることにする。

 荒れる春場所とはいふが全く予想だにもしてゐなかつた平幕最下位尊富士の優勝とは。大正3年5月場所の両国関以来110年ぶりの新入幕優勝の快挙。昨日の朝乃山戦で足首痛め(靭帯損傷ださう)それでも今日よく頑張つた(来場所は静養になる見込み)。

木村庄之助が結びの一番で軍配差し違え(共同通信)

勝敗の判断を誤るやうな際どさもない取り組みだつたのだけれど。まぁ一国の首相ですら「その器ではない」適正さに欠ける人選なのだから相撲の立行司だつて一緒か。