癸卯年五月初二。気温摂氏18.4/24.7度。風もあり(12.4mm)昨日に比べると肌寒いほど。
水府のあじさいまつりは七月中旬までだがそろ/\紫陽花も盛りださう。京都の祇園祭で長刀鉾の粽を返納するのにさすがに八坂神社まで持参もできず水戸の八幡神社に返納させてもらひ八幡神社から太郎坂を下りいつもの散歩道へ。鬱蒼と茂る緑。家人が「ミカちゃん」と呼んでゐるノラの猫がちゃんと道路のいつもの場所に座つてゐた。少し持参のエサをあげる。誰かがちゃんとエサを上げてゐるから独りでそこにゐるのだらう。人懐こいノラである。
保和園の紫陽花もほゞ満開。
保和苑から桂岸寺(保和苑は今は市の管理だがもと/\このお寺の庭園)に巡りお寺の参道にある木蘭酒家(HP)といふ先月だか開業した中国の酒と小菜供す見世に寄つてみる。午後6時の開業だつたが少し早めに入れてもらふ。
花生(ピーナツ)も生を炒めて塩を塗すのも豚耳もあるのも懐かしい。酒がとても美味しい酒肴となる。スタッフは日本語もかなり達者だが大陸出身。アタシも中国語をふだん使つてゐないので中国語を使はうとすると広東語が混じつてしまふ。チュウゴクジン?ニホンジン?と怪訝に思はれ話が弾むにつれ「なんで日本人に広東語教はるの?」と笑ふ女性二人は一人が「内陸」といふけど江蘇省で、もう一人が遼寧省の出身。四方山話でいろいろ笑ふ。