富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

今更ながら新自由クラブ、で河野洋平

癸卯年五月初三。気温摂氏17.7/25.4度。晴。今日はハイボールが一年で美味しく感じられたかも。夕食のときに自動車の衝突するすごい音がしてベランダから眺めたら交差点で信号が赤になるのに無理やり交差点に突っ込んだのだらう、青で交差点に出てきた車に衝突して相手は前面大破、加害者側の車は破損こそ大きくないが270度スピンしてゐる。事故起こした側の二人が軽傷だらうが救急車で運ばれ現場は現場検証から事故車の移動まで1時間半近く通行止め。市街地で赤信号一つでなんであゝも急がうとするのかしら。

デジタル大臣の倅に比べたら真っ当な思考力があるとは思ふが誠実ゆゑ上手く利用され結局のところ政界の大人(ダーレン)にはなれず。自民党にゐながら自民党を批判して新自由クラブに出た若手議員は結局、ダメ派。10年で自民党に復党で干されたが、そのなかでは自民党総裁に迄なつた洋平はまだ出世株だが所詮、政権交代で下野した時代のお飾りにすぎず。更に小選挙区制導入なんてところだけ決断させられ、で、かうしてその失敗を認めるばかり。恥ずかしくないのかしら。何かしら日本の政治に貢献したと自負はありやなしや。まぁ良い人なのだらうが政治家としては大器に非ず、所詮「世襲」の二世で、あの倅(河野三世)の父親だから、それだけでも有罪、有終の美を飾れず。それにしても小選挙区制を導入すれば二大政党制や政権交代が実現して日本政治も「欧米のやうに」近代化されるなんて期待するだけどれだけ甘いか。

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当時からこの小選挙区制は結局のところ自民の議席安定に与するものと思つてゐたが、こゝまで政治が劣化しようとは。今となつては中選挙区制での、あの緊張感が懐かしく思へるばかり。