陰暦正月廿七日。気温摂氏0.3/16.1度。
出先で西北に向いた陽もあたらぬ薄暗い、寒風吹き付けるところに水仙が茂つてゐて昨年いくつもの花がこの時期に咲いてゐて今年も楽しみにしてゐたら今のところ今年は一枝のみ。それにしてもよくぞこんなところに冬の間に育つものと感心。
今日も昼間はだいぶ暖かい。それでも午後になると昨日のワクチン接種の副反応か悪寒あり。熱は37度に届くか届かぬかだが暖房を強くして厚着しても寒い。昨日から注射した左腕の痛みと今朝もダルさこそあつたが普通に生活してゐたのに、この悪寒は起きてゐるのもつらく夜は早々に早寝。今、アタシの身体はワクチン接種で今、改造されつゝあるのだ。新しい人類としてミュータント化しよう、新しい世界に臨まうとしてゐるのだ。
▼3月26~27日に運航される、この水郡線復旧記念感謝号に乗りたいと思つた。
12系客車で全席指定、指定券の発売はみどりの窓口だと1か月前からで「えきねっと」なら更に1週間前の事前受付あり。そこまで事前に調べ済み。それで先週末から「えきねっと」見てゐたのだが使ひ慣れているサイトで「新幹線・JR特急」の予約に非ず「のって楽しい列車(観光列車)」で探しても一向に出てこない。それでJR東日本に電話で尋ねたら「もう発売になってゐて……あ、ちょっと待つてください……全席売り切れていますね」ですって!「がーん!」「えきねっとで見つからなくて」と言つたら親切なJR君で「これは(観光列車じゃなくて)一般のきっぷ申込/空席案内から入って」「それで乗車日でお乗りになる区間を入れると……で、出てきますよね、もう残席0ですけど」。あー、えきねっとでこんな一般の乗車券まで申込できただなんて!知らなかったアタシが悪いけど、そも/\この水郡線復旧記念感謝号ってイベント列車ぢゃね? それがJR東日本が観光列車として売り出す「のって楽しい列車」ではなくJR東日本水戸支社の企画で扱ひが違ふのだそう。そんな仕組みだったとは!
ドミンゴ知事が「日本一幸せな県」標榜は勝手だが香港への食品輸出は本気にならない方がよい。香港は日本から食品輸出では筆頭の上客だが、この記事にもある通り市場は日本からの輸入食品だけでも競争激しく販路拡大のハードルは極めて高い。すでに北海道、静岡、福岡などの産品が定着してゐて香港の消費者の舌も肥えている。沖縄もかなり売り込んで定着せず。そんなところに、さして特色もない茨城産に販拡の余地はない。せめてメロンとか特化して売るべき。茨城は核禍の印象も少なからず。しかも香港の消費力は疲弊しきつてゐて、そんなタイミングでこんな事業をしても暗夜行路だと中学生でもわかること。
▼話は旧聞に属すことだがロシアのウクライナ侵攻で火急で開催された我が国のNSCは20分で終了。きつと超加速で効率的な議論と決定があつたのだらう。さうでないと北朝鮮がミサイル発射して爆撃も始まつてしまふ。優秀な政府をもつ我々。今も寝る間も惜しみ「引き続き情報収集を」が続き「国際社会と連携して適切に対応」を検討してくれてゐるのだ。日本政府が経済制裁でスケソウダラと中古車の輸出を停止しても困るのはロシアではなく我が国である。
独裁者はかつてのルーマニアのチャウチェスク政権だとかアフリカの独裁政権だとか何ういふ末路が待つてゐるかは明らか……とピーター=バラカン。だが习近平でもプーチンでも独裁者が失敗しないのが21世紀。晋三のやうなおバカですら王道なのだから。
医療崩壊の香港では感染の重症者をICUで治療できないばかりか死者は病院の死体安置室に収納しきれず廊下にまで溢れてゐるといふ。いくら医師を育てたところで医師たちは勤務条件の悪い公立病院を避けて厚遇で高級私立総合病院か(当然そこは古呂奈対応などしてゐない)専科の開業医になつてしまふ。