昨日、林郑が発表の100億バラマキ（大公報）につき評価少なく苦言多し。
特首林鄭月娥前日推百億派糖大計，企圖以此平息反送中抗爭運動，但民意拒收貨之餘，更可能大幅增加政府經常開支，勞工及福利局局長羅致光昨日也承認，有關政策會對未來十年公共財政帶來壓力。有經濟學者更指，林鄭做法一定有後遺症，危險之餘，利用公帑救自己，更加是無恥。
将来的な財政負担への懸念は中学生でもわかる当然。この大きな決定を行政会にもじゅうぶんにかけておらず。法定休暇の５日増も小売りや観光など「現場系」業種には祝日分の労働力確保は容易ではなく、そのための人件費増が結局は消費者価格に反映するだらうとビジネス界からも不満の声あり。（蘋果日報）打毀しの可能性ある飲食店で店内をスマホで撮影した青年に私服警官が自分たちを撮影したとまさにインネンつけて身柄拘束され警察署で暴行受けたと父親が証言。撮影時には私服で誰が警官かもわからぬだらう。暴警側はこの青年はこれ以外の行為でも要観察だつたと説明。
中共国務院の台湾弁公室が蔡英文再任にあたり〈九二共識〉は不変で「台湾的前途由全体中国人民决定！」と豪語。現況では異なる独立した政治体にある台湾に対してでこれなのだから一国両制ながら「国内」の香港については当然「香港的前途也由全体中国人民共同決定」なのだらう。その中共に対して「中國的前途由世界人民決定」としたいくらゐ。
化粧品小売大手の莎莎が営業不振で店舗数を４分の１だか削減といふ報道あり。大陸客激減は事実だとしても化粧品小売りで店舗数多すぎ。銅鑼湾など１軒の莎莎の店頭で筋向かひにもう１軒あつたり。実業は容易ではないが経営者は家族で競馬絶好調。また去年訪港旅客5591萬人次 按年下跌14.2% - RTHK なんださうな。あれだけ激減、激減といはれてゐてフタを明ければ14.2％だと、その程度で済んだのか、が実感。
本夕、中联办が新春酒会開催。注目集まる骆惠寜主任、今晩はついに「止暴制乱」といふ言葉を口にして香港暴警を評価してみせる。骆主任のスーツの仕立てが良くないのは清貧の証か……林郑の、この変なコート？はフォーマルウェアじゃねーだろ？ TPOもわからないか。鄙びた商店街で洋品店のショウウィンドウの中に佇むマネキン人形のやう。
農暦正月の花火取り消しを香港市役所が決定。開催が危険なのではなく「開催できない」といふ〈不幸〉を広めること。社会の安定が重要で、それが先決なのだと。
『香港街道地方指南』の2020年版発売になつてゐたがなかなか書店になく今日「確か、このへんに商務印書館なかつたかしら」と思つて歩いてゐたら店舗改装中と通り過ぎさうになつた白い仮壁の中が商務印書館で暴徒による打毀し恐れつ細々と営業中。そこでこの世界一の都市地図帳を入手。30冊以上並ぶとさすがに圧巻。
シンガポール共和国🇸🇬名物のSalted Egg York かました魚皮をお土産にいたゞいて初めて食べてみる。「えっ」といふクドさだが二つ目から違和感なく身体にはよくないがヒットするのもなるほど感あり。それに対してM記者からいたゞいた函館はムロタの烏賊煎餅はあっさりの極み。これもずいぶんと人口に膾炙したもの。
坪内祐三さん逝去。まだ61歳で、である。私にとつてのこの方は粕谷一希の『東京人』で随分と面白いことを上手な文章で書く方だと思い、その後、編集長となり偶然だが中学の時の同級生だつたH君の名前をこの雑誌の記事でライターとして見つけた。いつも雑誌などで読むばかりで坪内祐三のまとまつた著作をきちんと読んだことがまだない。朝日新聞の『月刊Asahi』で1993年1月号に〈特集：日本近代を読む「日記大全」〉といふのを書かれてゐたことを知りAmazonの古書肆で見つけ、それを注文する。かういふ時にふと「あれ、あの人は」と思ひ出すのは、その方にとても失礼なことだが唐沢俊一先生はHPのアップデートなど止まつたまゝで一瞬ちょっといやな気がしたがTwitterで活動を拝見する。
