富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

城間那覇市長再選、『香港ポスト』休刊

農暦九月十三日。晴。官邸にて週末の残務処理。今日の競馬はClass-2のプレミアボウル(芝1200m)で大したレースぢゃないが国慶盃争つた、共にSize厩舎のIVICTORY(天下為政)とHOT KING PRAWN(旺蝦王)が3週間ぶりに対決で(それにしてもスパンが短い)、前回2着に甘んじたIVICTORYがダントツ1番人気で蝦がそれに続き「今回も蝦だろ」と思つてゐたら昨日の英国のチャンピョンステークス同様に投票忘れ気付いたらレース後で、また「買ってない馬券」的中。晩まで仕事で帰宅。日本のテレビは昔から春と秋の番組改編時期はスペシャル番組あつたが、せいぜい1週間だつた記憶。それが今じゃ1ヶ月近くスペシャルで繋いでゐないか。安易。那覇市長選挙、投票終了と同時に読売新聞が!現職の城間市長当確と打つ。朝日新聞沖縄タイムスではなく読売が、である。前者は先の知事選で微妙なところ当確打つて見せたが読売とは「もはや負け戦さ」で開き直りか。

那覇市長選、現職・城間幹子氏の再選確実:読売新聞 https://t.co/8Ok1cVYFr0

続いて産経新聞である。

那覇市長選で城間幹子氏が再選確実 オール沖縄系候補3連勝 https://t.co/MdB0LSDAPX via @Sankei_news 読売に続き産経とは……

NHKが20:45(JMT)に映像で流し遅れて朝日、毎日。IWJ(Independent Web Journal)が投票終了時から城間先生事務所の様子をネットで生中継。午後8時に読売が打つた当確でデニー知事も一緒に歓声上げ、すぐにカチャーシーの踊り始まる。

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城間先生は琉球舞踊の踊り手でもありカチャーシーが美しい。再選お祝ひにお花は澤山届くだらうから、と「とらや」から季節柄、羊羹で「照紅葉」送る手配済ます。

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▼創刊31年の『香港ポスト』も10月19日号をもつて休刊。香港で最も古く唯一の日本語媒体だったがフリーペーパー(同紙もフリーペーパー化)そしてネット媒体が主流になるなか老舗もこゝまで。月刊誌『香港通信』出してゐた1990年代中葉が全盛か。吉田一郎君(現さいたま市議「大宮」選出)が編集長の頃、湾仔の香港ポスト編集部は個性的な編集者、書き手集まり実に賑やかだつたもの。他紙で香港ライターデビューしてゐたアタシも『香港通信』から『香港ポスト』にも連載もち何本も文章を書かせていただてゐた(こちら)。当時はまだネットもない時代で香港在住で多少の
ニュース収集力と好奇心あればライター風情でゐられた時代。他のフリーペーパーが飲食店やイベント等の情報誌であるなか最後まで政治や経済を主にしてゐたのは立派な業績。休刊決定の噂に「ネット媒体で残るのでは?」とも噂されたが今日日ネット媒体とて広告収入とてなか/\難しいところ。

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マカオ中聯辦主任(鄭曉松)宿舎より投身自殺。鬱病といふが今週は港珠澳大橋開通で習近平が来るといふ話もあり(それすら国家機密で明らかにならず)その直前の自殺はいけない。澳門中聯辦は前任者は収賄の疑ひで失脚、前々任は現職中に癌で死去。