富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

維新敗北拾遺

fookpaktsuen2013-09-30

農暦八月廿六日。午後から雨模様。晩におでん煮る。Oyster BayのSauv Bl 2010年飲む。堺市長選挙顛末に関心ありNHKのNW9見たが消費税増税山崎豊子逝去、卵高値に続き「東京に増える広島カープファン」といふ「どーでもいい話題」までやつて昨日の堺市長選挙は無し。思はず神南に苦情の電話。お客様サービスセンターのお兄さんには「こんな不満をいち/\聞かなければいけない貴方には申し訳ないが」とエクスキューズの上「大越キャスターの鼻の穴を見るためにNW9を見ているんぢゃない!」と。ちなみに報道ステーションNEWS23堺市長選ありの由。確かに昨晩の敗北明けの今日は維新に表立つて何も動きなかつたことは事実。維新の会大阪維新ともサイトはまるで喪に服したやう。そのなかで今日の産経の慎太郎インタビュー「橋下君、辞めたら終わりだよ」はコメントはいつもの慎太郎節で面白くないが、今日この記事なのが興味深い(こちら)。取材ぢたいは廿六日だつたやうだが選挙敗北見越した上でのコメント並び「辞めたら終わりだ。負けるのを覚悟でやらないといけないことがある。人生はそういうもんだ」と助言の上、慎太郎はいつもの強気と空言で堺敗北が国政に与える影響は「全くない。一地方都市のことで何で関係がある?」と。デジタル版の慎太郎の御真影も余裕の表情だが、これは差し替えで紙の方では笑顔の写真だつた由(こちら*1。ダメな民主党政権の頃は、その対抗軸として画期的だつた橋下だつたが自民党に晋三といふ復活スター登場であの人気ではもはや橋下や維新は要らない、なのかしら。

*1:産経はちなみに翌十月朔日の記事「選挙中の敗北宣言 そがれた橋下氏の神通力」(こちら)でも橋下につれないところ。橋下にはさんざん叩かれ取材すら入れてもらへず、の朝日が十月朔日は維新ネタは社説で「ノーが示したヒント」(こちら)とソフトに語っただけで後続記事なしだつたのに。