八月十九日(木)日に幾度も驟雨あり。最近、走ると足が殊更重く感じ心臓に負担感もあり走るに能はず血圧の薬の所為ぢゃないかと素人ながら思ふ。一ッ時は下の血圧が高く頭痛などひどかつたが薬よりも運動するなり節制の方が大切かと思はれ日に一錠の薬を止めてみる。朝、裏山を走つたが偶然かも知れぬが足の重さといふ負担感はない。水上勉ぢゃないのだから血圧の薬を飲む程度のことで深刻になつてはいけない鴨。それにしても水上勉の書きぶりが老人のやうと思へても実はそれが水上四十代のものでアタシなんかよりずつと若い時のもの、と思ふと何だか「若造が」と思へてしまふのとアタシもつくづく年をとつた、と痛感。FCCに早酒。晩にピナ=バウシュのドキュメンターリ映画を見に行くZ嬢と湾仔で待合せ蝦麺店に叻沙を食す。叻沙は濃厚でけっこう辛めのスープだが、それに更に持参したチューブ入りの唐辛子ペーストをつけて食す娘客がをり何者だ?と思つたら韓国からの旅行者、成る程。Z嬢と別れ銅鑼湾。久々にバーYにフローズンダイキリ2杯飲み九時過ぎには帰宅。
- 作者: 水上勉
- 出版社/メーカー: 昭和出版
- 発売日: 1972
- メディア: ?
- 購入: 1人
- この商品を含むブログ (1件) を見る
@fookpaktsuenhkg: URL 北京人民芸術劇院の舞台劇「北京人」原作:曹禺に北京原人出現!(新)
@fookpaktsuenhkg: 水上勉の随筆読んでゐるが45歳で低血圧を不治の病ひなんて嘆きつ85歳まで生きるから流石。
@fookpaktsuenhkg: 水上勉に読者が「あなたの盲目の祖母さんがあなたを背中におんぶして村歩きをした話は気の毒であるけれども、さういふことは日本の貧しい村なら所々で見られる風景である」ト作家に強く言へたのが40年前。
@fookpaktsuenhkg: 北京人民芸術劇院の舞台劇「北京人」原作:曹禺に北京原人出現! URL
@fookpaktsuenhkg: 相撲協会の一連の不祥事で特別調査委員会の座長務める伊藤滋氏、独特の軽さが売りかもしれないが、相撲=国技、なんて誤解が前提にあるのがねぇ(文藝春秋九月号に掲載の手記)
2010-08-19 08:33:29 via web
富柏村写真画像 www.flickr.com/photos/48431806@N00/