農暦十二月初一。快晴。毎日新聞の週刊エコノミスト(8月30日号)特集「天皇と憲法」今ごろになつて読む。
男系に固執する勢力は、皇室典範改正を阻止するために「一代限りの特別立法」などと憲法違反まで犯そうとしている。安倍首相は(略)「女性活躍」と言いながら、もう一方で女系天皇は許さない。そんなばかな話はない。
と小林よりのり氏。
押し付けられた憲法だから変えるなどと上辺の勉強だけでは、憲法の本質を学ぶことにはらない。戦後70年を振り返れば、あの憲法があったからこそ、平和を維持できた。過去をしっかり学んだ上で、憲法をどう大切にしていくべきなのか、政治家には自分なりの学問が求められている。
憲法改正は自民党の党是だ。だが50年、60年にわたって今の憲法で平和と繁栄が築かれてきたということをしっかり学ぶげきで、党是だから改憲しなければならないということではない。
と古賀誠先生。もう一冊はやはり夏前に入手してゐた『緊急復刊 朝日ジャーナル』(7月7日増刊)。島薗進&菅野完「日本会議について」にある「晋三の革新性」についてが面白い(こちら)。
- 歴史の中でリベラルが根付くには膨大な時間がかかるのに、一瞬で右傾化路線に戻ってしまう。(水道橋博士)
朝日ジャーナル 2016年 7/7号 [雑誌] (週刊朝日増刊)
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2016/06/27
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